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3割乗せるとは「元値に元値の3割分を加えること」あるいは「利益を3割分確保すること(利益率3割)」です。例えば、元値が2000円の場合「3割乗せる」と「2000円+2000×0.3=2600円」になります。利益を3割乗せる場合は「売価(販売価格)を0.7で割る(約1.43倍)」と良いです。今回は「3割乗せる」の意味と計算、原価に利益を3割乗せる方法、1割、2割、8割乗せる計算について説明します。3割増しの計算は下記も参考になります。
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3割乗せるとは「元値に元値の3割分を加えること」あるいは「利益を3割分確保すること(利益率3割)」を意味します。
元値に元値の3割分を加える計算を下記に示します。「3割増し、3割アップ」とも言います。単純に元値(ある値)を1.3倍すれば良いですね。
・2000円を3割乗せる(3割増し) ⇒ 2000円+2000×0.3=2000+600=2600円
一方、「利益を3割分確保する」場合は意味が異なるので、計算式も変わります。「利益」とは、簡単にいうと販売価格から原価を引いた値です。
さらに、利益を3割分確保するとは「利益率を3割とする」ことに等しいのです。利益率は「利益÷販売価格」で計算します。
以上を整理すると下記となります。
・原価 A
・販売価格 B
・利益=販売価格-原価=B-A
・利益率=利益÷販売価格=(B-A)÷B
利益率=0.3になるとき「販売価格B」の値は、
・(B-A)÷B=0.3
・1-A/B=0.3
・A/B=0.7
・B=A/0.7
のように計算すれば良いですね。Aは原価なので、原価を0.7で割る(約1.43倍する)と算定できます。
例えば、原価が2000円のとき販売価格は「2000÷0.7(2000×1.43)=2857≒2900円」となります。
利益を1割、2割、8割乗せる計算を下記に示します。なお、原価は1000円とします。
・利益を1割乗せる ⇒ 1000÷(1-0.1)=1000÷0.9=1111円
・利益を2割乗せる ⇒ 1000÷(1-0.2)=1000÷0.8=1250円
・利益を8割乗せる ⇒ 1000÷(1-0.8)=1000÷0.2=5000円
2割乗せるの意味は下記も参考になります。
2割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、利益との関係、1、3、5、7割の利益を乗せる計算は?
今回は、3割乗せる計算について説明しました。3割乗せる計算は「元値×1.3」あるいは「原価÷0.7(原価×1.43)」です。単純に、元値(ある値)に対して3割分増やすのか、「利益を3割確保するのか」で意味や計算方法が変わります。3割増し、2割乗せるの意味など下記も勉強しましょうね。
3割増しの計算は?1分でわかる意味と計算、2割引、3割引、10割増しの計算
2割乗せるとは?1分でわかる意味と計算、利益との関係、1、3、5、7割の利益を乗せる計算は?
10%乗せるとは?1分でわかる意味、原価に利益を乗せる計算、5、15、20%乗せる計算は?
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