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単純梁に等分布荷重が作用する梁は、実務で沢山目にします。今回求めるたわみの算定式は最も使用頻度が多いものですから、誘導式も含めて理解しておきたいですね。
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※単純梁、等分布荷重については下記が参考になります。
単純梁と両端固定梁の違いは?1分でわかる違い、公式、曲げモーメント
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梁のたわみを求めてみましょう。たわみを求める微分方程式は
です。上記式の詳細や導出方法等は、「曲率を表す式」、「曲げモーメントと曲率の関係」、「微分方程式による解法」を読んでください。※たわみについては、下記が参考になります。
たわみとは?1分でわかる意味、求め方、公式、単位、記号、計算法
0 < Lの場合
曲げモーメントMx =w(lx-x2)/2
0 < Lの場合
まず、微分方程式に曲げモーメントを代入すると、
たわみを求めたいわけですから、積分を行います。よって、
です。※曲げモーメントの公式は、下記が参考になります。
曲げモーメントの公式は?1分でわかる公式、導出、両端固定、単純梁、片持ち梁
未知数が2つありますので、境界条件を用いて解きます。※境界条件については、下記が参考になります。
支点にはたわみは発生しないので、境界条件は以下のように、
x=0,y1=0(0 < Lの場合)
また、固定端では回転はしないため、回転角が0です。
x=L,y1=0(0 < Lの場合)
です。
以上のように、境界条件から未知数を求めることが出来ました。
よって、たわみとたわみ角の式は次の通りです。
0 < Lの場合
ですね。
x=L/2のたわみ及びx=0の点でのたわみ角は以下の式で示されます。
※たわみ角については下記が参考になります。
たわみ角とは?1分でわかる意味、公式、単位、例題から学ぶ計算法
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