建築学生が学ぶ構造力学

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静定構造物と不静定構造物

・概要

私たちが目にする構造物は、もちろん全てが力学的に安定したものです。このような構造物を安定構造物と言います。逆に、力学的につり合いがとれていないような構造物を不安定構造物と言います。

構造力学では、以上のような問題をよく梁で考えます。安定構造物の中で、つり合い条件式ΣH=0、ΣV=0、ΣM=0で解けるような問題を「静定はり」といいます(反力数が3以下)。また、つり合い条件式だけでは解けない問題を「不静定はり」と呼びます。

例えば、静定はりは以下のような図です。

静定構造物

また、不静定はりは以下のような図です。
不静定構造物

上図に示す不静定はりは、つり合い条件式ΣH=0、ΣV=0、ΣM=0よりも未知数が多いので、方程式を 解くことはできませんよね。不静定はりの解き方は、後に紹介します。

以上の説明を図に示します。

静定構造物と不静定構造物


当サイトの「構造力学の基礎」では、静定構造物の解法しか説明していません。よって、不静定の問題を解く方法は当サイトの「構造力学の応用」をご覧ください。

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