【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
木材の比重は、針葉樹で0.3~0.5程度、広葉樹で0.5~1.0程度のものが多いです。水の比重が1.0なので、ほとんどの木材は水に浮かぶということです。また、木材は水を含むので「含水状態(がんすいじょうたい)」に応じて比重の値も変わります。建築では一般的に「気乾状態(きかんじょうたい)」の比重を使います。
今回は木材の比重と値の一覧、水の比重との関係、竹と杉の比重について説明します。木材の重さなど下記も参考になります。
木材のm3(立米)をt(トン)に換算する方法は?1分でわかる計算、体積と重量の関係
100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事
木材の比重は、木材の種類によって変わります。木材には色々な種類があるので比重の値を暗記するのは難しいです。目安として針葉樹の比重は0.3~0.5程度、広葉樹の比重は0.5~1.0と考えておくと良いでしょう。
木材の比重の値(気乾状態)を一覧で示しました。下記以外にも色々な木材の種類があるので調べてみてくださいね。
杉(すぎ) ⇒ 約0.38
黒松(くろまつ) ⇒ 約0.54
エゾ松(すぎ) ⇒ 約0.41
赤松(すぎ) ⇒ 約0.49
檜(ひのき) ⇒ 約0.41
米ツガ(べいつが) ⇒ 約0.54
ひば ⇒ 約0.40
さくら ⇒ 約0.51
もみ ⇒ 約0.44
欅(けやき) ⇒ 約0.67
ブナ ⇒ 約0.53
キリ ⇒ 約0.30
木材の比重は、木材の含水状態(がんすいじょうたい)で変わります。木材の中にたっぷり水が含まれた状態を「湿潤状態(しつじゅんじょうたい)」といいます。
湿潤状態では含水率30%(質量の30%が水分)、気乾状態で15%程度、絶乾状態で0%です。一般的に木材の比重は「気乾状態」における値を示します。
また上記のように木材の比重は、水の比重1.0より小さいものが多いです。つまり木材は水に浮かぶ、ということです。
ちなみに水より重い木材として「紫檀(したん)、黒檀(こくたん)」があります。高級家具等に使われる木材です。
各木材の重さの計算は下記が参考になります。
竹と杉の比重を下記に示します。
竹(たけ) ⇒ 0.5~1.2
杉(すぎ) ⇒ 約0.38
竹は木材では無いですが、パビリオンなどで使うことも多い材料です。加工もしやすく日本では身近な材料なので、是非覚えてくださいね。
今回は木材の比重について説明しました。木材には色々な種類があります。種類によって比重の値も変わります。また木材は水を含む素材です。含水状態に応じて比重の値が変わる点にも注意しましょう。一般的には気乾状態における比重の値を採用します。木材の重さなど下記も勉強しましょう。
木材のm3(立米)をt(トン)に換算する方法は?1分でわかる計算、体積と重量の関係
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート