この記事の要点
構造設計の実務では、計算のたびに複数の規準書を引く必要があり、手間がかかります。
建築構造ポケットブックは主要な規準式を一冊に集約しており、手元に置いておくと作業が格段に速くなります。
この記事では、建築構造ポケットブックの収録内容と実務での使い方を解説します。
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建築構造ポケットブックは構造計算で扱う規準式が多いため重宝します。
鉄骨造を構造設計するなら、建築基準法はもちろん、鋼構造計算規準をはじめ接合部指針、JASS6など色々な規準書を読む必要があります。
当然、鉄筋コンクリート造なら読む本が変わります。
これらの各規準や規準式などが「ひとまとめ」になった本が、建築構造ポケットブックです。
特に現場必須タイプ(同シリーズで他2冊ある)の「建築構造ポケットブック」は手のひらサイズで持ち運びが便利。
構造屋さんの必需品では無いでしょうか。今回は、建築構造ポケットブックを読んだ感想、良い点、悪い点について紹介します。
姉妹本ですが、こちらは構造計算の基礎から特殊なものまで計算例を解説した本。
少し大きいサイズが欲しい方は下記があります。
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建築構造ポケットブックは、構造計算に必要な規準、規準式がほぼ網羅されています。この1冊があれば、わざわざ学会規準書を開いて規準式を探す必要が無くなりそうです。
サイズも丁度よく、手のひらに納まるサイズなので持ち運びにも便利な1冊ですね。構造屋さんの必需品ですね。
下記、良い点と悪い点を述べます。
・構造計算に必要な規準、規準式がほぼ網羅されている
・ポケットサイズ(手のひらサイズ)で使いやすい
木構造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、一般的な建物構造の規準、規準式は網羅されています。持っている人が多いのも頷ける完成度です。
・やや文字が小さく感じる箇所あり
・規準式の解説は無い
やや文字が小さいですが、気になるほどでは無いです。規準式の解説が無い点は仕方ないですね。もし理解できなければ、元の規準書を紐解きましょう。
本書の目次を下記に示します。
1.度量衡,数表,数学公式
2.力学
3.構造計算の体系
4.荷重および外力
5.木構造
6.鉄筋コンクリート構造
7.鉄骨構造
8.鉄骨鉄筋コンクリート造
9.壁式構造,CFT構造およびPC構造
10.基礎構造
11.免震構造等
12.耐震診断,耐震改修
構造関係法令等一覧
混同しやすい用語
規準書と指針
規準書とは、設計の基準・仕様を定めた文書で、建築学会が発行するものが代表的です。
指針とは、設計や施工の方針を示すガイドラインです。
建築構造ポケットブックには、複数の規準書・指針の要点が収録されています。
改正版と旧版
規準書は定期的に改正されるため、最新版と旧版で内容が異なる場合があります。
実務では原則として最新版の規準に従います。
ポケットブックを使う際は、版が最新であることを確認しましょう。
建築構造ポケットブックを整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| サイズ | 手のひらサイズで現場への持ち運びが容易 | 現場必携タイプ |
| 収録内容 | 建築基準法・鋼構造規準・RC規準など主要規準式を網羅 | 複数規準書を1冊に集約 |
| 用途 | 設計・計算時の規準値確認・実務でのリファレンス | 構造設計者向け |
| シリーズ | 現場必携版・計算例編など複数ラインナップあり | 目的に応じて選択可 |
今回は建築構造ポケットブックについて感想、良い点、悪い点をご紹介しました。構造屋さんなら購入して損はないですね。将来、構造設計の仕事に携わりたい方にも、もちろんおすすめですよ。
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築構造ポケットブックは規準書の要点がコンパクトにまとまっており、実務での確認作業に便利です。
構造設計の現場では、手元に1冊置いておくと重宝します。