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「構造力学が嫌い、苦手」という方は多いと思います。実際、僕も学生時代そうでした。そこから構造が好きになるキッカケになった本があります。それが「建築の構造」という名著です。
本書の最も素晴らしい点は、「数式を使わず構造力学を説明している」ことです。構造嫌いから、「構造が好き、面白い」と感じる1冊です。今回は、構造嫌いの方に「建築の構造」を読んだ感想と、良い点、悪い点を紹介します。
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「建築の構造」は、建築で扱う構造力学を、数式や数学の知識を一切使わずに説明した本です。ちなみに著者は、イタリア人のマリオ・サルバドリー氏。コロンビア大学の教授で、本書は大学の授業内容をまとめたものです。
構造力学ときくと、数式を思い出して拒否反応を示す方がいます。その心配が一切ありません。驚きなのが数式を一切使わずに、構造力学の本質が見事に解説されている点です。
下記に、良い点と悪い点を述べます。
・数式を使わず建築の構造力学が説明されており、初学者でも理解しやすい
・構造力学がなぜ必要か、実現象と関連付けて理解できる
・コロンビア大学の授業内容であった実績がある
・公式や数式が一切書いていない
公式や数式がないため、構造力学の計算を勉強したい人には不向きです。その他、悪い点は無いですね。
また、本書では「なぜ構造力学を勉強する必要があるのか」という本質が学べます。公式や数式を覚えるより遥かに大事な情報が網羅されています。全ての建築学生が読んでも損は無い本です。
本書の目次を、下記に示します。
1.建築構造
2.構造物の荷重
3.構造材料
4.構造上の必要条件
5.応力の基本状態
6.引張と圧縮の構造
7.梁
8.架構とアーチ
9.構造性状のいくつかの優れた点
10.格子、板および折板
11.膜
12.薄肉シェル
13.結論
上記の目次を見てわかるように、一般的な構造力学の参考書と全く違う構成です。構造力学であまり勉強しない「荷重」「材料」という点に着目しているのも面白いですね。
本書は、実際多くの実務者が高評価しています。また著書のマリオ・サルバドリー氏はコロンビア大学の教授で、優秀な構造設計者であり教育者です。1冊持っておいて損は無いです。構造が苦手な方でも読めるので、「自分は意匠系だから・・・」という方にもおすすめします。
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