建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 構造力学の参考書 > 基礎構造嫌いのキミに伝えたい、分かる基礎構造の書籍5選

基礎構造嫌いのキミに伝えたい、分かる基礎構造の書籍5選

この記事の要点

基礎構造の学習には「実務から見た基礎構造設計」が地盤調査から設計手順まで実践的に学べる書籍として有効で、「建築基礎構造設計指針」は設計根拠を確認する規準として必携

基礎構造は地盤の不確実性が大きく、理論と実務の両方を理解することが重要です。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


基礎構造の設計法は、大学の授業でも熱心に教えてくれない科目です。

社会人になってようやく基礎構造のイロハを学んだ、という方も多いでしょう。

僕もそうでした。

会社にある本を手あたり次第読んで勉強しましたね。

今回は、そんな基礎構造嫌いの方に伝えたい、おすすめの書籍を紹介します。

実務から見た基礎構造設計 改訂版

実務経験豊富な構造設計者が著者なので、基礎構造の設計の方法、必要な規準・指針などポイントが網羅されています。ちなみに、この「実務から見たシリーズ」は大好評で、他のシリーズもあります。

メリット

・実際の基礎構造の設計に基づいて学べる。仕事にすぐに活かせる。

デメリット

・専門用語が多いので学生には難解


若手設計者向けの本です。専門用語も多いので、学生には少し難解です。将来、構造設計者になることを見越しての購入は有りです。若手構造設計者の方は買って損は無いですね。

実務から見た基礎構造設計 改訂版

建築基礎構造

基礎構造の初学者、学生向けに執筆された建築基礎構造の本です。実際の設計例を用いて、基礎構造の設計を学べます。初歩的な内容も多く、ゼロから学ぶ人には良い本です。

メリット

・基礎構造の初歩的な内容をまとめているので学生にもおすすめ

デメリット

・初歩的な内容が多い


初歩的な内容が多いので、ゼロから学ぶ人にはおすすめです。ある程度、基礎構造の設計を経験すると物足りなく感じるかも。


直接基礎の設計、杭基礎の設計、擁壁や地中壁の設計など学べるので、若手設計者にもおすすめしたい本ですね。

建築基礎構造

建築基礎構造設計指針

基礎構造の設計法の根拠になる本です。建築学会で執筆されています。基礎構造を設計するとき、分からないことがあれば、まず本書にヒントが無いか探します。構造設計者の必須本ですね。

建築基礎構造設計指針

メリット

・建築基礎構造の設計を行う上で、根拠となる重要な本

デメリット

・専門用語が多く難しい


いわゆる学会本なので、専門用語が多く読み難いのは仕方が無いです。何度も何度も読んで理解を深める必要がありますね。構造設計をする方は、この本は必須です。

建築基礎構造設計指針

小規模建築物基礎設計指針

住宅などの小規模建築物の基礎設計法が示された本。こちらも建築学会が執筆しています。具体例も多く、建築基礎構造設計指針より読みやすい印象。小規模建築物の基礎を設計するときは、コチラの本を根拠にしても良いでしょう。

小規模建築物基礎設計指針

鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説

本書は、鉄筋コンクリート造の構造計算の規準書です。ただ、基礎構造の計算方法が書いてあります。基礎構造は、鉄筋コンクリートで造るからですね。

混同しやすい用語

直接基礎

地盤面近くのフーチングで建物の荷重を直接地盤に伝える基礎形式。

杭基礎

杭を打ち込んで深い支持層まで荷重を伝える基礎形式。

基礎構造の学習に役立つ書籍を整理した表を示します。

書籍名対象読者主な特徴
実務から見た基礎構造設計若手構造設計者実務に即した設計手順・規準を網羅
建築基礎構造学生・初学者設計例を豊富に掲載した入門書
建築基礎構造設計指針構造設計者全般設計根拠となる建築学会の規準書

まとめ

今回は基礎構造のおすすめ書籍を5つ紹介しました。

学生のとき、中々勉強しないのが基礎構造です。

しかし、構造設計の実務では必ず基礎構造を設計します。

僕は社会人になってから必死で勉強しましたが、学生のうちから早めに取り掛かることをおすすめします。

本を選ぶ手助けになれば幸いです。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

理解度チェック

Q.

基礎構造の設計を学ぶうえでの難しさは何だとされていますか。

答えを見る

基礎構造は地盤の不確実性が大きく、理論と実務の両方を理解することが重要とされています。大学の授業でも熱心に教えられず、社会人になってから学ぶ人が多い科目です。

Q.

実務志向で基礎構造設計を学べる書籍として何が挙げられていますか。

答えを見る

「実務から見た基礎構造設計(改訂版)」です。実務経験豊富な構造設計者が著者で、設計方法・必要な規準/指針が網羅され仕事にすぐ活かせます。専門用語が多く学生にはやや難解な若手設計者向けの本です。

Q.

基礎構造の設計根拠となる規準書として何が挙げられていますか。

答えを見る

「建築基礎構造設計指針」(日本建築学会)です。設計で分からないことがあればまずヒントを探す、構造設計者の必須本です。住宅など小規模建築物には「小規模建築物基礎設計指針」が読みやすい根拠として挙げられています。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

建築構造がわかる基礎図解集

二級建築士の構造を独学で攻略

・過去問の使い方と勉強法をわかりやすく解説

・まずはこの記事から ⇒  二級建築士の構造の勉強法

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造力学の参考書 > 基礎構造嫌いのキミに伝えたい、分かる基礎構造の書籍5選
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事