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平均の速さの求め方は「移動距離÷移動にかかった時間」です。「平均の速さ」の他に「瞬間の速さ」があります。瞬間の速さとは、自動車などの乗り物の「スピードメーターに表示される時速」や、ピッチャーの投げる球の速さ(球速)のように、ある瞬間の速さを意味します。我々が日常生活で計算する「速さ」は、平均の速さであることが多いです。
今回は平均の速さの求め方、計算、公式、意味、はじきとの関係について説明します。時間、距離の求め方、速さの単位は下記が参考になります。
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平均の速さの求め方は「移動距離÷移動にかかった時間」です。平均の速さをv、移動距離をL、時間をtとするとき、平均の速さの公式は下記となります。
なお、平均の速さと似た用語に「瞬間の速さ」があります。瞬間の速さとは「自動車のスピードメーターの表示時速」や野球のピッチャーの球速のように、ある瞬間の速さを意味します。
平均の速さに関する例題を考えましょう。自動車で100kmの道のりを2時間かけて走りました。自動車の「平均の速さ」を計算してください。前述の公式に代入すれば簡単ですね。答えは下記の通りです。
次に下図の例を考えてみましょう。ある地点から距離a進んだときの速さ20km/h、a点から、さらに距離a進んだ時の速さを80km/hでした。平均の速さを求めてください。
平均の速さを(20+80)/2=50km/hと計算した方は間違いです。
「平均の速さ」は、「各速さの平均値という意味では無い」ので注意しましょう。前述したように平均の速さは「移動距離÷移動にかかった時間」を意味します。
よって、「移動距離」と「移動にかかった時間」を求めましょう。移動距離はa+a=2aです。移動にかかった時間は書いて無いですが、「時間=距離÷速さ」で算定できます。
また、移動にかかった時間は「0~aとa~2a」の各時間を合計すれば良いですね。よって、
です。以上より平均の速さは、
です。時間と距離の求め方は下記が参考になります。
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「はじき」とは、「速さ」「時間」「距離」の頭文字をとった用語です。「みはじ」「きはじ」とも言います。同じことを意味するので、覚えやすい語呂を暗記しましょう。
今回は平均の速さの求め方について説明しました。平均の速さの公式は「移動距離÷移動にかかった時間」です。「速さの平均値をとる」という意味では無いので注意しましょう。解説した例題は引っ掛け問題として使われるので是非理解しましょうね。下記も参考になります。
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m/sの読み方は?1分でわかる意味、読み方、m/s^2、km/hの読み方と変換
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