建築学生が学ぶ構造力学

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建築学生向け数学のおすすめ本6選|苦手でも使える入門から応用まで

この記事の要点

建築学科に進学してから数学の必要性を実感する学生は多いです。

構造力学には微積分が、FEMには線形代数が必要で、どれから勉強すればいいか迷います。

この記事では、建築学生に役立つ数学の参考書6冊を、目的別に紹介します。

イラストや図解が豊富で直感的に理解できる本を選ぶことが、建築学科の数学苦手克服の近道となる。

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建築学で必要な数学設計、法規、構造力学、設備・環境など、建築の世界は、数学の知識でつくられています。


設計の実務では数学というより「算数」で十分ですが、知識として数学を知っておくとより良いでしょう。


今回は、数学が苦手な建築学生向けに、建築で必要な数学のおすすめ本について紹介します。

ゼロからはじめる建築の「数学・物理」教室

大好評の「ゼロから始める」シリーズです。建築で必要な、数学・物理の知識がゼロから学べます。1ページ単位でQ&A構成になっています。気になる項目だけ読むのもOK。数学・物理が苦手な建築学生や、建築学科に入りたい高校生にもおすすめです。

ゼロからはじめる建築の「数学・物理」教室

図説やさしい建築数学

本書は図版が多用されており、わかりやすいです。建築に必要な数学の基礎知識が勉強できます。分かりやすい説明なので、数学の学び直しにも最適。数学が苦手な方どうぞ。

図説やさしい建築数学

建築には数学がいっぱい!?

建築家の藤本壮介さんと科学作家の竹内薫さんの対談本。建築物には数学が沢山使われているんだなぁと思える本ですね。対談本として楽しめます。

建築には数学がいっぱい!?

初めての建築数学

数学に興味を持てるよう、数学の世界を楽しみながら学べる本です。設計やデザイン、構造計算に必要な数学の基礎知識の学び直しに最適です。数学嫌いの人にどうぞ。

初めての建築数学

Newton別冊『微分と積分 新装版』 (ニュートン別冊)

数学部門で、アマゾンのベストセラー1位になっている本です。分かりやすく大好評ですね。微分と積分は躓きやすい数学の分野ですが、本書を読めば理解できるでしょう。

Newton別冊『微分と積分 新装版』 (ニュートン別冊)

8月号増刊『60分でわかる 微分と積分』 (Newton 増刊)

8月号増刊『60分でわかる 微分と積分』 (Newton 増刊)

前述した本より、さらに簡単に微分と積分を解説した本。「60分でわかる」の通り、イラストが豊富で直感的に理解できます。価格もお手頃なのでおすすめ。


実際に読んだ感想は下記をご覧ください。

微分と積分がよくわかる!元数学嫌いがおすすめする、60分でわかる微分と積分

混同しやすい用語

微分

関数の変化率(傾き)を求める操作で、建築では応力分布・たわみ・固有値問題などに用いる。

積分に対して、微分は「変化の速さ」を調べる演算であり、積分とは逆の操作(不定積分で元の関数に戻る)。

積分

関数の面積(累積値)を求める操作で、建築では断面一次モーメント・断面二次モーメント・たわみ計算などに用いる。

微分に対して、積分は「合計・面積」を求める演算であり、微分の逆操作として位置づけられる(微分積分学の基本定理)。

建築学で必要な数学のおすすめ本を整理した表を示します。

項目内容備考
入門レベルゼロからはじめる建築の「数学・物理」教室(原口秀昭)Q&A形式で読みやすい
図版中心図説やさしい建築数学(今村仁美・大谷一翔)視覚的に理解しやすい
対談形式建築には数学がいっぱい!?(竹内薫・藤本壮介)数学への興味を引く

まとめ

今回は建築で学ぶ数学のおすすめ本を紹介しました。数学が苦手な方は多いと思います。


それでも、建築学科にいる限り数学の勉強は必要です。また、建築の仕事をする限り数学の知識も必要になるでしょう。


分かりやすい本を読んで、少しでも数学嫌い、苦手という意識が無くなれば幸いです。

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理解度チェック

Q.

構造力学とFEM(有限要素法)には、それぞれどの数学分野が必要か?

答えを見る

構造力学には微積分(微分・積分)、FEMには線形代数が必要。

Q.

微分と積分はそれぞれ何を求める操作で、建築のどこに使うか?

答えを見る

微分は関数の変化率(傾き)を求める操作で応力分布・たわみなどに用いる。積分は面積(累積値)を求める操作で断面一次モーメント・断面二次モーメント・たわみ計算などに用いる。両者は互いに逆の操作。

Q.

入門レベルとしてQ&A形式で紹介されている本は?

答えを見る

「ゼロからはじめる建築の『数学・物理』教室」(原口秀昭、彰国社)。1ページ単位でQ&A構成で、数学・物理が苦手な建築学生にもおすすめ。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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