この記事の要点
「直感で理解する構造力学の基本」は現役構造設計者が書いた実務寄りの本で、社会人の学びなおしや1〜3年目の設計者に特におすすめです。
難しい数式を最小限に抑えた構成で、構造力学の感覚(直感)を身につけたい実務者向けの内容です。
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本書は、現役の構造設計者が書いた構造力学の本です。先に出版された「直感で理解する構造設計の基本」の姉妹本ですね。今回は、本書を実際に読んでみた感想、良い点と悪い点についてご紹介します。
「直感で理解する構造設計の基本」の感想は、下記が参考になります。
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本社は現役の構造設計者が書いた本です。「構造力学の基本」と書いてありますが、実務の話が多いので、学生には難しい本です。
一方で、実務を経験した社会人の学びなおし、1~3年目の構造設計者におすすめです。
下記に良い点と悪い点を整理しました。
・数式少なめ、構造力学を実際の現象や実務と関連付けて説明されている
・実務よりの説明が多い。用語の意味を知らない学生にとっては、分かりにくい。
本書は、実務者が書いた本です。数式が無いので読みやすいですが、実務で扱う専門用語、考え方が多いです。実務を知らない学生にとっては、難しい本です。
一方で、社会人になって建築の実務を学んだ方にとっては、理解できる話も多いです。実務と構造力学を関連付けて説明されているので、学び直しに良い本です。
ちなみに本書は、先に出版された「直感で理解する! 構造設計の基本」の姉妹本です。こちらの本は構造設計の勘所が分かりやすく説明されています。私は2冊とも持っていますが、セットで買っても損は無いですよ。
本書の目次を、下記に示します。
第1章 構造力学を学ぶ前に
第2章 構造力学の基礎
第3章 静定構造
第4章 不静定構造
あとがき
参考文献
混同しやすい用語
構造力学(こうぞうりきがく)
建物や構造物に作用する力と変形の関係を数学・物理で解析する学問。
反力・応力・たわみなどを計算によって求める。
理論的・体系的な学習が必要。
構造設計(こうぞうせっけい)
実際の建物を安全・経済的に設計する実務。
構造力学の知識を基に、部材断面・接合部・基礎などを決定する。
理論だけでなく規準・慣例・経験も必要で、本書はこの実務感覚を養うことを目的としている。
直感で理解する構造力学の基本を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 対象読者 | 構造設計1〜3年目・社会人の学びなおし | 学生よりも実務経験者向けの内容 |
| 特徴 | 数式を最小限に抑えた直感重視の構成 | 構造力学の感覚を実務と関連付けて解説 |
| 著者 | 山浦晋弘(現役構造設計者) | 「直感で理解する構造設計の基本」の姉妹本 |
今回は、直感で理解する構造力学の基本について紹介しました。
難しい数式は最小限に抑えてあるので読みやすい本です。
ただし、実務よりの内容が多いので、学生の方には合わない本でしょう。
社会人になってから構造力学を学びなおしたい方に、特におすすめできる本です。
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