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12が3の何倍か調べるとき、12÷3=4倍のように計算できます。何倍かを調べる計算式を覚えると、算数や数学だけでなく実社会でも役立ちます。社会人になると「何倍になるか?」考えることは多いです。今回は、何倍かを調べる計算方法、式と分数、比率との関係について説明します。比率の計算は下記が参考になります。
比率とは?1分でわかる意味、計算方法、単位、パーセント表示、3つの数値の計算
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何倍を調べる計算は簡単です。例えば、15が3の何倍か調べる場合、15÷3=5倍のように計算します。数を文字に置き換えます。
AがBの何倍か調べる場合、計算式は
A÷B=A/B
です。AとBを逆にしないよう注意しましょう。言葉の意味をよく考えると理解できます。例えば、「15は(が)3の何倍ですか?」と聞かれたら、「3の何倍?」という部分に注目します。次に、言葉を「3を何倍すれば15になるかな?」と入れ替えると、理解しやすいですね。
下図をみてください。「AがBの何倍?」という問題は、Bを何倍すれば、Aになるか考えましょう。
色々な何倍かを調べる計算を行います。下記を解いてください。
① 20は4の何倍
② 4を何倍にすると30になる
③ 3は15の何倍
④ 30を何倍すると10になる
①問目は簡単ですね。前述した計算式にあてはめると、20÷4=5倍です。つまり、20は4の5倍です。
②問目は少し工夫が必要です。また間違っても4÷30と計算しないでください。「4を何倍すればいいか?」という問題です。30÷4は割り切れません。30÷4=7.5です。
③問目の答えは分数で表してもOKです。問題文が「15の何倍?」ですね。15に対して3の方が小さいです。3÷15=1/5です。15を1/5倍すれば3になります。これも間違えて、15÷3=5としないよう注意します。
④問目は10÷30=1/3です。30を1/3倍すれば10になりますね。
何倍か調べる計算は、比率の計算と似ています。比率は、ある数値と他の数値との関係を示した割合です。例えばトマトが3個、きゅうりが10個あるとき、トマトときゅうりの数の比率は、
トマトの数:きゅうりの数=3:10
と表します。比率の計算は下記が参考になります。
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今回は、何倍かを調べる計算について説明しました。意味が理解頂けたと思います。16が4の何倍か調べるには、16÷4=4倍のように計算すれば良いです。AがBの何倍になるかは、A÷B=A/Bと計算します。似た計算に比率計算があります。下記も併せて勉強しましょう。
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