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気乾状態(きかんじょうたい)とは、木材が空気中の湿度と平衡状態になったものをいいます。JAS規格では含水率15%を気乾状態とします。似た用語に湿潤状態、全乾状態(または絶乾状態)があります。絶乾状態では木材の含水率は0%です。ただし、実際に使う時には絶乾状態の木材は存在しません。今回は気乾状態の意味、読み方、含水率、絶乾状態、湿潤状態との違いについて説明します。含水率の意味、求め方は下記が参考になります。
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気乾状態(きかんじょうたい)とは、木材が空気中の湿度と平衡状態(へいこうじょうたい)になったものをいいます。JASでは含水率15%が気乾状態です。
木を切り出した直後、木は沢山の水を含んでいます。この状態を「湿潤状態」といいます。木に含まれる水分が乾燥により蒸発すると「乾燥収縮」が起きます。乾燥収縮で木は反ったり、曲がったりします。
また湿潤状態では、木材の強度も低いことが分かっています。よって、ある程度乾燥させた「気乾状態」の木材を使うのが一般的です。木材の許容応力度と湿潤状態の関係は、下記も参考になります。
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気乾状態は「きかんじょうたい」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。
全乾状態 ⇒ ぜんかんじょうたい
絶乾状態 ⇒ ぜっかんじょうたい
表乾状態 ⇒ ひょうかんじょうたい
湿潤状態 ⇒ しつじゅんじょうたい
平衡含水率 ⇒ へいこうがんすいりつ
繊維飽和水状態 ⇒ せんいほうわすいじょうたい
含水率の詳細は下記をご覧ください。
気乾状態、絶乾状態、湿潤状態の違いを下記に示します。
気乾状態 ⇒ 空気中の湿度と平衡状態になったもの。JASでは含水率15%の状態
絶乾状態(全乾状態) ⇒ 完全に乾燥した状態のこと。含水率0%の木材
湿潤状態 ⇒ 乾燥させていない状態(生の木材の状態)。含水率で30%
なお、実際の建物に絶乾状態の木材を使うことは無いです。含水率の意味は下記が参考になります。
今回は気乾状態について説明しました。気乾状態とは、木材が空気中の湿度と平衡状態になったものです。JASによると木材の含水率15%が気乾状態です。木材の性質は含水率で変わります。湿潤状態、全乾状態と含水率の関係も理解しましょう。下記も参考になります。
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