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たわみの単位は?記号、公式、例題と計算は?

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たわみの単位はmm、cmです。なお、建築の実務では一般に「mm」を使うことが多いです。これは建築物の居住性を考えると1mm、2mmのたわみが大きな影響を及ぼすためです。構造物の規模に応じてたわみ量は大きくなるため、その都度、mm、cm、mのいずれかの単位を選択します。今回は、たわみの単位、記号、公式、例題と計算について説明します。たわみの詳細は下記が参考になります。

たわみとは?1分でわかる意味、求め方、公式、単位、記号、計算法

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たわみの単位は?

たわみの単位はmm、cmです。一般に建築の実務では「mm」の単位を用います。これは、建築物の居住性を考えると1mm、2mmのたわみが大きな影響を及ぼすためです。なお、たわみ量は構造物の規模に応じて増加するため、その都度、mm、cm、mのいずれかの単位を選択します。また、建築以外の分野では各分野ごとにクライテリア(評価基準)があるため、たわみの単位もmmとは限りません。

たわみの記号は?

たわみの記号はδ(デルタ)です。δはギリシャ文字のデルタ(Δ)の小文字です。たわみの値を示すとき「δ=5mm」のように書きます。たわみの記号の詳細は下記が参考になります。

たわみの記号は?1分でわかる記号と意味、読み方、書き方、単位、ヤング率の記号

たわみの公式は?

たわみの公式の種類と一覧を下記に整理しました。


・中央集中荷重 単純梁

中央集中荷重 単純梁


・等分布荷重 単純梁

等分布荷重 単純梁


・先端集中荷重 片持ち梁

先端集中荷重 片持ち梁


・等分布荷重 片持ち梁

等分布荷重 片持ち梁


上記の4つが基本です。必ず覚えてくださいね。余裕がある方は、下記の公式も挑戦してみましょう。


・中央集中荷重 両端固定

中央集中荷重 両端固定


・等分布荷重 両端固定

等分布荷重 両端固定


・中央集中荷重 片側ピン片側固定

中央集中荷重 片側ピン片側固定


・等分布荷重 片側ピン片側固定

等分布荷重 片側ピン片側固定


・三角形分布荷重 単純梁

三角形分布荷重 単純梁


・三角形分布荷重 片持ち梁

三角形分布荷重 片持ち梁


たわみの公式の詳細は下記が参考になります。

たわみの公式は?1分でわかる種類、覚え方、単位、導出

たわみの例題と計算は?

例題として、単純梁にP=50kN=50000N、L=5000mmが作用する場合の梁のたわみを計算しましょう。


まずは各諸条件の単位をNとmmに統一します。E=2.05*10^5N/mm2、I=1810*10^4mm4、P=50kN=50000N、L=5000mmよりδ=PL^3/48EIに代入すると


・δ=PL^3/48EI=50000*5000^3/48*(2.05*10^5*1810*10^4)=35.1mm


です。

まとめ

今回は、たわみの単位について説明しました。たわみの単位は「mm、cm」です。建築の実務では「mm」を使います。これは、建築物の居住性を考えると1mm、2mmのたわみが大きく影響するからです。なお、建築以外の分野では、たわみの評価基準も変わるため、たわみの単位もmmとは限りません。

たわみとは?1分でわかる意味、求め方、公式、単位、記号、計算法

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