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両端支持のたわみ計算は、荷重条件と支持条件で変わります。集中荷重が作用する単純梁のたわみ=PL3/48EIです。等分布荷重が作用する単純梁のたわみ=5wL4/384EIで求めます。今回は両端支持のたわみ計算、公式、両端固定梁のたわみについて説明します。たわみの意味、公式など下記も参考になります。
たわみとは?1分でわかる意味、求め方、公式、単位、記号、計算法
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両端支持のたわみ計算の式は、荷重条件と支持条件で全く違います。両端支持梁のたわみを計算する公式を下図に示します。
■中央集中荷重 単純梁
■等分布荷重 単純梁
上記の通り、支持条件が同じでも「集中荷重と等分布荷重の違い」で、たわみの計算が全く違います。集中荷重と等分布荷重の違いは下記が参考になります。
■中央集中荷重 片側ピン片側固定
■等分布荷重 片側ピン片側固定
支持条件が変わるとたわみの計算も違います。片側が固定端になるだけで、たわみの値は小さくなりますね。
■三角形分布荷重 単純梁
梁のたわみの公式を導出する方法は、下記で詳しく説明しました。
両端固定梁のたわみは、単純梁のたわみより小さくなります。よって、たわみの大きい梁では、固定端にするとよいでしょう。
■中央集中荷重 両端固定
支持条件が単純梁のたわみと比較してください。単純梁のたわみ=PL3/48EIでしたね。上記の通り、両端を固定にした方が「1/4」もたわみが小さいです。
■等分布荷重 両端固定
等分布荷重の単純梁のたわみ=5wL4/384です。両端固定にした方が「1/5」もたわみが小さいですね。
単純梁と両端固定梁の違いは、下記も参考になります。
単純梁と両端固定梁の違いは?1分でわかる違い、公式、曲げモーメント、たわみ
今回は両端支持のたわみについて説明しました。意味が理解頂けたと思います。両端支持のたわみは、荷重条件と支持条件で大きく変わります。特に、単純支持と両端固定のたわみの違いを理解しましょう。両端固定にした方が、たわみは小さくできます。下記も併せて勉強してくださいね。
両端固定梁とは?1分でわかる意味、曲げモーメント、たわみ、解き方
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