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倍数とは?1分でわかる意味、計算、3と8の倍数、公倍数との違い

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倍数(ばいすう)とは、ある数を整数倍した総称です。例えば2を整数倍(1倍、2倍、3倍など)します。2×1=2、2×2=4、2×3=6となります。よって、2、4、6は2の倍数といいます。似た用語で「約数」があります。約数は、ある整数を割り切ることができる整数です。倍数と約数は対比の関係にあります。今回は倍数の意味、計算、3と8の倍数、公倍数との違いについて説明します。公倍数、最小公倍数、約数の意味は下記が参考になります。

公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、公約数、最小公倍数との違い

最小公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最大公約数との違い

約数とは?1分でわかる意味、4や6の約数、計算、求め方、最大公約数との関係

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倍数とは?

倍数(ばいすう)とは、ある数を整数倍した総称です。2を整数(1、2、3など)倍します。


2×1=2

2×2=4

2×3=6


2、4、6は、2を「1倍、2倍、3倍」した結果です。2、4、6が倍数で、「2の倍数」といいます。※0は全ての数の倍数に含まれますが、あまり話題にする意味が無いので省略します。


なお、2つ以上の整数に共通する倍数を、公倍数(こうばいすう)といいます。公倍数の詳細は、下記が参考になります。

公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、公約数、最小公倍数との違い


公倍数の中でも最小の数を、最小公倍数といいます。最小公倍数は下記が参考になります。

最小公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最大公約数との違い

倍数の計算

倍数の計算は、掛け算です。倍数を求めたい数に、整数を掛けましょう。ある数aの倍数は、下記のように計算します。


…-5a、-4a、-3a、-2a、-a、0、a、2a、3a、4a、5a…


試しに、aに好きな数を代入して倍数を計算してみましょう。

3と8の倍数

3と8の倍数を下記に示します(1~10倍まで)。


3の倍数 ⇒ 3、6、9、12、15、18、21、24、27、30

8の倍数 ⇒ 8、16、24、32、40、48、56、64、72、80

倍数と公倍数の違い

倍数と公倍数の違いを下記に示します。


倍数 ⇒ ある数を整数倍したもの

公倍数 ⇒ 2つ以上の整数に共通する倍数


公倍数の意味は下記が参考になります。

公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、公約数、最小公倍数との違い

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まとめ

今回は倍数について説明しました。意味が理解頂けたと思います。倍数は、ある数を整数倍したものです。2を1倍、2倍、3倍すると、「2、4、6」になります。これが倍数です。公倍数、最小公倍数、約数の意味も勉強しましょう。下記が参考になります。

倍数表(ばいすうひょう)の一覧は?1分でわかる倍数の値、5,6、7,8、35の倍数

最小公倍数とは?1分でわかる意味、求め方と計算、最大公約数との違い

約数とは?1分でわかる意味、4や6の約数、計算、求め方、最大公約数との関係

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