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移動端(ローラー端)とは?意味と具体例・回転端・固定端との違い(支持条件)

この記事の要点

構造計算で梁や柱の境界条件を設定するとき、「移動端・固定端・回転端」の3種類が出てくる

移動端(ローラー)は水平に動けるのが特徴で、温度変化による伸縮を吸収する場所に使われる。

3種類の支持条件の違いと、実際の部材への適用を整理する。

この記事では、移動端とは何か、固定端とどう違うのかを整理します。

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移動端(いどうたん)とは、鉛直方向の移動を拘束し、水平、回転方向は自由に移動するような支持端です。

ローラー端、ローラー支点ともいいます。

その他、支持端には回転端、固定端があります。

今回は、移動端の意味、具体例、回転端、固定端との違いについて説明します。

ローラー支点の詳細は下記が参考になります。

ローラー支点とは?1分でわかる意味、具体例、モーメントとの関係、ピン支点との違い

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移動端とは?

移動端(いどうたん)とは、鉛直方向の移動を拘束し、水平、回転方向は自由に移動するような支持端です。下図に移動端のモデル化を示します。


移動端


移動端はローラー端、ローラー支点ともいいます。また、後述しますが、支持端には「回転端、固定端」があります。ローラー支点の詳細は下記が参考になります。

ローラー支点とは?1分でわかる意味、具体例、モーメントとの関係、ピン支点との違い

移動端の具体例は?

移動端の具体例を下図に示します。移動端は鉛直方向のみ固定された支持端です。よって、机の上にコロ(円柱状の道具)を設置すれば、これが移動端となります。


移動端の具体例


コロの上に置いた板は鉛直方向に移動しません。一方で、コロは円柱状なので水平方向に移動します。また、回転方向も拘束されておらず自由に移動します。

移動端と回転端、固定端の違いは?

移動端と回転端、固定端の違いを下記に整理します。


・移動端 ⇒ 鉛直方向の移動を拘束、水平、回転方向は自由に移動する支持端

・回転端 ⇒ 鉛直、水平方向の移動を拘束、回転方向は自由に移動する支持端

・固定端 ⇒ 鉛直、水平、回転方向の移動を拘束する支持端


回転端、固定端の詳細は下記が参考になります。

回転端とは?1分でわかる意味、ピン端との違い、移動端、固定端とは?

固定端とは?【近日公開予定】

混同しやすい用語

移動端と固定端

移動端(ローラー支点)は鉛直方向の移動を拘束し、水平・回転方向は自由な支持端です。

固定端は水平・鉛直・回転のすべての方向を拘束する支持端で、最も拘束の強い支点です。

ローラー支点とピン支点

ローラー支点(移動端)は鉛直方向のみを拘束し、水平方向には移動可能です。

ピン支点(回転端)は水平・鉛直方向の移動を拘束しますが、回転は自由です。

試験での問われ方|管理人の一言

移動端はローラー支点とも呼ばれ、ピン支点(回転端)と混同しやすい概念です。

支持方向の自由・拘束の違いを正確に理解しましょう。

移動端・回転端・固定端の違いを整理した表を示します。

支持端の種類拘束方向反力の種類
移動端(ローラー支点)鉛直方向のみ拘束鉛直反力1つ
回転端(ピン支点)水平・鉛直方向を拘束、回転は自由水平・鉛直反力の2つ
固定端(固定支点)水平・鉛直・回転すべて拘束水平・鉛直・モーメント反力の3つ

まとめ

今回は移動端について説明しました。移動端とは鉛直方向の移動を拘束し、水平、回転方向は自由に移動するような支持端です。移動端はローラー支点、回転端はピン支点ともいいます。支点、ローラー支点、ピン支点の詳細など下記も勉強しましょう。

支点とは?意味・種類の違い【図解】|ローラー・ピン・固定端

ローラー支点とは?1分でわかる意味、具体例、モーメントとの関係、ピン支点との違い

ピン支点とは?1分でわかる意味、モーメント反力との関係、ローラー支点、固定支点との違い

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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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