建築学生が学ぶ構造力学

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建築学生は大学院にいくべき?院卒の僕がメリットとデメリットを答えます。

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大学院に行くべきか悩んでいませんか?


「大卒で就活した方が有利じゃないか?」「研究に興味が無いけど、大学院まで行く意味あるかな?」など疑問に感じますよね。


僕も国立大学の大学院に進学するとき、同じようなことを悩みました。また、2年間も学生生活を延長するので、お金や社会人生活の遅れも気になりましたね。


で、結局大学院までいってどうだったのか感想を書くと、


です。


今回は、そんな僕の感想とともに建築学生が大学院までいくメリット・デメリットを紹介します。下記の記事も併せて参考にしてくださいね。

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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工学系学生(建築学生)は大学院卒が一般的

先に、一般的な工学系学生(建築学生)の進路を説明します。下図をみてください。下図は学部別の大学院進学率を表したデータです(文科省、大学院の現状を示す基本的なデータより)。

工学系学生の進路

建築学生も同様の傾向があります。


ことが一般的のようです(※ただし、修士までが一般的で博士まで行く人は理系でも稀)。逆に文系学生は、大学院までいくのは稀です。


僕が進学した大学でも、ほとんどの人が大学院に進学していたので、上記のデータは概ね正しいでしょう。


なぜ建築学生は、ほとんどの人が大学院まで進学するのでしょうか。下記の2つの理由があると考えます。


企業側のスタンスとして、大学院卒の方が大卒より優秀だと考えています。


大学院では授業に加えて「研究」にも力を入れます。研究は実験、解析、論文の執筆などを自主的に行うので、これまでの座学とは違った論理的思考力、文章力、問題解決能力、実行力などが鍛えられます。


それらの力が身に付くのは、企業側としてもありがたいことです。結果、各企業の初任給は、大学院卒の方が1~2万高い傾向にあります。


また、工学系で大学院卒は「普通」です。僕が学生時代で既にあたり前でした。周りが大学院卒なのに、あなた1人が大卒で就活を戦えるのでしょうか?


僕は、大卒と大学卒で仕事の実務をこなす能力に大きな差があるとは思いません。ただ、僕が人事部の立場で「大学院卒と大卒の学生」がいたら、多分「大学院卒」を選びます。


理由は上記に挙げた通りです。


大学院卒が当たり前のいま、あえて大卒で就活に臨むのは不利といえます。

大学院卒のメリット・デメリット

では大学院卒のメリット、デメリットはなにか。大学院卒はメリットだけではありません。僕は社会に出て不利だったなぁと感じることもあります。以下に整理しました。

メリット


こんなところでしょうか。実際に僕が感じたメリットです。就職するまでの猶予が2年間も得られるので、やりたいことを見つける時間には十分です。また研究や学問に熱中できる環境があるのも嬉しいですね。


また大学院卒は、大卒に比べて就活の選択肢も増えます。設計職は、基本的に大学院卒の採用が普通です。小さな設計事務所なら大卒でも就職できますが、大手ゼネコンや大手事務所はよほど能力が高くない限り就職は不可能でしょう。


つまり、就職先の選択肢が圧倒的に増えます。就活に悩んでいるなら、大きなメリットですよね。


他に嬉しかったことですが、研究を頑張ると全国各地へ無料でいけます。僕も建築学会の発表へ何度かいきました。旅行ではないのですが、楽しい思い出です。


さらに研究が認められると、海外へ行くことだって可能です。

デメリット

良いことが多いのですが、当然デメリットもあります。


2年間、大学に通うので百万単位のお金が必要です。私立、国立で授業料は違いますが、いま払っている年間の費用×2が必要ですね。


両親がお金もちの方は問題ないのですが、やはり「大学院へいきたい!」という熱意が無いと学費の工面が大変です。


ちなみに僕は貧乏だったので、奨学金を借りました。


奨学金は「借金」なので、社会人になってから返済が必要です。※大学院での成績が良い人は、奨学金の返済を一部免除する制度もあります。


「奨学金なんか借りたくない!」という方も多いと思います。僕の同期にも、アルバイトをして学費を工面している大学院生がいました。ただ、アルバイトをして勉強や研究時間が無くなるなら、大学院に行かないほうが賢いです。


大学院までいって2年間頑張ったことが「アルバイト」なら、それこそ「2年間が無駄」になります。仕事をした方が、給料も高いし社会経験も積めます。


「勉強したい!」「研究したい!」という目的が無い人は、大学院へ行ってもデメリットが大きいでしょう。


ところで、お金の無い学生時代でしたが結構充実した生活を送れていたと思います。その理由が「Prime Student」に加入していたから、です。


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僕は、大学院卒をでて本当によかった

最後に僕が大学院へいった感想ですが、

と思います。


正直、研究したことは仕事で使いません。


でも、「あの時、熱中して頑張ることができた」経験は、変え難いものです。その経験は社会に出てからも活きます。


社会にでると、学生の頃とは比べ物にならないペースで勉強します。難しい本、数式を毎日のように読みます。大学院で学んだベースが無ければ、そういった仕事についていけなかったでしょう。


まだ「大学院にいくか悩んでいる」あなた、きっと大丈夫です。僕の経験からいって、就職就活は大学院卒が圧倒的に有利です。充実した大学院生活もおくれました。


その代り、大学院生活を無駄にしないでください。せっかくの2年間、全力で勉強と研究を楽しんでください。


逆にそれができない人は、大学院はいかないほうがいいでしょう。


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まとめ

今回は、建築学生は大学院にいくべきか整理しました。僕の経験を参考の1つとして考えてくださいね。大学院はメリットが多いと思います。その反面、勉強や研究に打ち込めない人はデメリット(お金の問題)をよく考えましょう。下記も併せて参考にしてくださいね。

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以上、今回の記事が参考になれば幸いです。最後まで読んで頂いてありがとうございました。実はそんなあなたに、とってもお得な情報がございます。


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