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あなたは、
と思っていませんか。
私は組織設計事務所で構造設計の仕事をしています。僕が学生の頃、皆さんと同じように「構造設計の仕事をしたいけど、どこに就職すればいいか」悩みました。
僕が就活した7年前は、今ほどネットの情報が沢山無かったですし、不景気で、皆が安定志向でした。あえて構造設計に進む人は、10人いて1人の割合です。現在でも構造設計者になりたい! という方は、少数かと思います。
目指す人が少ない分、構造設計の就職先に関する情報も少なくて不安ですよね。また、知り合いのOBに構造設計者が少ないですよね。
そこで今回は、どうしたら構造設計者になれるのか、「構造設計者になる方法と就職先」、私が組織設計事務所を選んだ理由、就活での失敗談、今の私が考える就職先の選び方について説明します。構造設計がどんな仕事か知りたい方は、下記が参考になります。
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構造設計者になるための就職先は、下記の4つです。
・ゼネコンの構造設計部
・組織設計事務所の構造設計部
・構造設計事務所(個人、アトリエ系)
・構造設計事務所(組織)
それぞれの特徴を説明します。
構造設計者のお仕事は、主に構造計画、構造計算、構造図作成、工事監理に分かれます。ゼネコンの主体は施工管理ですが、中小のゼネコンから大手ゼネコンまで、設計部を持っている会社は多いです。特に竹中工務店や鹿島建設は、組織設計事務所に引けを取らないデザイン力があります。
また資力が設計事務所に比べ大きいので、研究所を持っています。設計で、新技術や特許技術を採用できるのもゼネコンの大きな魅力です。またゼネコンの場合、新入社員はまず施工管理部隊に配属されます。
ここで数年間、施工管理のことを学んだ後、実力のある人は設計部へ戻ります。実際の現場を体験するので、設計部に配属された後でも構造的知見と施工的知見の両方から物事を見据えることができます。
僕は数年前、大手ゼネコンの構造設計者とグループで話す機会がありました。彼らと話していると、やたらと納まりに詳しいのです。「こういう構造はどうか」と話すと、「いや、それじゃあ納まらない」と言う感じです。
余談ですが、設計事務所勤めの人たちよりも真面目な方が多いと思いました。設計事務所は勤務体制もルーズですが、ゼネコンは生活態度に至るまで厳しい感じです。ゼネコンは、一般企業ですし、福利厚生、給料、会社としてしっかりしています。
僕は組織設計事務所に勤めています。組織設計事務所にも中小~大手まであります。大手と言えば日建設計がトップクラスです。
組織設計事務所の特徴は「意匠・設備・積算」という他分野の知識が身に付くことです。特に意匠と構造の納まりは度々考えます。
普段意匠との打ち合わせも多いので、建築の美しさにこだわることが多いです。日建設計の建物をみれば、意匠・構造・設備が一丸となって1つの建物に向かっている様子がよくわかりますね。
ゼネコンより小さいですが、会社としてまあまあの規模。福利厚生や給料もまあまあ。バランスのとれた就職先かと思います。
構造設計者になりたい方は、専業の構造設計事務所もリストアップすべき就職先です。構造家と呼ばれる方たちは、個人の設計事務所を持っています。上に挙げた2つとは違って、デザイン性豊かな建物や、新進気鋭の建築家と組んで構造設計ができます。
一方で、堅実に粛々と「構造設計をこなす」構造設計者も多いです。割合としては、こなす設計事務所が9割で、構造家の事務所が1割でしょうか。
両方とも、言わずもがな激務ですが・・・独立すれば自由に設計できる環境が整っていることでしょう。入社した設計事務所の所長から仕事をもらって生活する・・・なんてこともあるようです。
個人で事務所を主宰するので、激務具合や給料、将来性は所長に影響されます。所長に恵まれると未来が開かれますが、逆は大変です。つまり、最初の職場選びが特に重要、ということです。
初めは個人で構造設計事務所を立ち上げた後、組織的に展開する構造設計事務所もあります。言い換えれば構造設計者集団でしょうか。
大きなメリットは、多くの先輩構造設計者がいることです。やはり色々な先輩がいた方が、多くの考え方を吸収できます。構造設計者として成長できる環境が整っています。お給料は組織の大きさで上下しますが、前述した組織設計事務所と同程度でしょう。
但し、やや他分野との交流が薄く感じます。普段、業務では構造設計者との付き合いが多いので、意匠や設備との調整が苦手な方も一定数みえます。
以上をまとめると、
・ゼネコン設計部⇒現場を経験できるので、納まりのことに詳しい構造設計者になれる
・組織設計事務所設計部⇒1組織の中で設計するので、意匠・設備・積算など他分野との連携が上手くなる。他分野の知識もつく
・構造設計事務所⇒同僚も構造屋なので、構造の知識はとにかく豊富。アトリエ系なら調整した構造デザインの力が身に付く
です。参考にしてくださいね。
私は就活をしたとき、組織設計事務所の構造設計部を就職先として選びました。理由は2つあります。
・構造設計だけでなく他分野の知識が吸収できること
・個人事務所に比べて、会社規模が安定している
構造設計だけでなく他分野の知識を吸収したい、と考えていました。そのためには、意匠、設備の専門家が1つの組織にいる、組織設計事務所が最適と考えました。
また私は学生の頃から奨学金を借りていたので、なるべく安定した企業に入りたい、と希望していました。
希望通り組織設計事務所に就職できたので、ひとまず就活は成功しました。ただし、就職後に「失敗したな。もっと良く調べておけばよかった」と思うことが多々あります。
何を失敗したのか。
それは1人で就活を進めたことです。
私は当時、組織設計事務所が「最適」と思い、就活を進めました。ただ、本当にそれで良かったのか。誰かに判断してもらう必要がありました。
私は今でも、就職先として組織設計事務所が最適だったのか、分かりません。就職先と自分の適性を、第三者から判断してもらい、その上で自らが考える必要があったと思います。
要するに、就職後のミスマッチを避けるために、1人で就活をするのではなく、色々な人の意見を取り入れながら進めるべきです。
前述した通り、就活は1人で進めるべきでは無いです。相談相手がいると安心しますし、アドバイスをもらえます。就活を上手に進めるための、相談相手の例として下記があります。
・友人
・大学OB
・大学教授
・就活エージェント
それぞれ解説します。
気軽に就活を相談できる相手が友人です。友人も同じように就活を進めているので、情報交換ができます。ただし、情報の信頼性が落ちること、相談に対して適切な回答が得られない可能性が多いです。
関係性にもよりますが、友人の次に相談しやすい相手が大学の先生(大学教授)です。あなたより企業の情報も持っていますし、長年学生を見ているのでアドバイスもできます。
ただ、大学の先生は「就活のプロ」では無いです。あなたの適性、就職先の良し悪しを判断できないでしょう。
なぜなら大学の先生は、就活をしたことが無い方が多いからです(就活をせず博士号を取得し教職に就く)。就活をしたことが無いため、アドバイスも当たり障りない言葉が多いかもしれませんね。
大学OBは相談相手として強力です。実際に就活をして企業に勤めているため、より具体的な企業情報を持っています。
ただし、必ずしも自分が希望する企業のOBに出逢えないこと、相手は社会人ですから相談する時間が限られています。少ない時間で情報をゲットできるかが鍵ですね。
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履歴書の作成、面接対策、企業情報、業界情報など、就活のプロならではのサポートが受けられるでしょう。
デメリットとしては、友人などに比べて一番遠い存在であること。最初は少し緊張するかもしれません。密に相談できるので、次第にそんな緊張もとれます。
僕が今思うのは、この就活エージェントを上手に利用すれば良かったな、ということです。残念ながら、当時は存在自体を知らなかったです。だから、皆さんには有効に活用して頂きたいと思います。
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・紹介企業は首都圏が中心。地方に弱い
・連絡事項やメールが多い
・電話がかかることもある
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また連絡事項やメールが多い点が、人によっては気になるかもしれませんね。とはいえ、メールの全てに返信する必要は無いので気にしなければ問題ないでしょう。
メリットかもしれませんが、就活イベントの電話がかかってくることもあります。電話が苦手な人は嫌でしょうが、有益なイベントであれば行くべきですね。
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