建築学生が学ぶ構造力学

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建築系の就職に必要なたった1つの資格と、就活に不要な資格

この記事の要点

建築系就職に本当に必要な資格は自動車免許だけです。

就活中に無駄な資格取得に時間を使うより、建築の勉強・研究に集中することの方が重要です。

資格より作品・研究が評価されます。

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建築系の就職に有利な資格就活を見据えて「なにか資格があった方が、就活に有利なのかな?」と思ったことはありませんか?


少しでもよい会社へ入るために、履歴書に色々書きたい気持ちは分かります。でも焦らないでください。資格を沢山とったところで、就活が有利に働くとは限りません。


むしろ会社側は、「この学生は興味が1つのこと(仕事)に熱中できるのか」とマイナスに働くことも考えられます。


実のところ、建築系の就活に必要な資格は、多くありません。


いや、僕の考えでは「たった1つの資格」で十分。今回は、建築系の資格に必要な資格、不要な資格について説明します。


これから就活をする学生は資格の取得よりも「自己分析、企業研究、業界研究」等が大事です。私は学生時代、1人で就活をしました。実は後悔しています。なぜなら1人で就活を進めると「自分の考えが正しい」と思い込むからです。


皆さんは、そんな私の失敗を活かして是非色々な方の意見を取り入れてください。

友人、教授、企業OB、就活エージェントなどアドバイスをくれる方は多い方が良いです。

ただ、いま私が学生時代に戻るなら就活エージェントを使います

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建築系の就職に必要な資格とは?

先に答えを書きます。建築系の就職に必要な資格は、


があれば十分なんです。


自動車運転免許は、建築系に関わらず最低限必要な資格ですよね。建築系の会社では、出張や現場調査、打合せなど頻繁に車を運転します。


ではなぜ、その他の資格は必要ないのでしょうか。理由をいくつか書いていきます。

君は即戦力じゃない

例えば、二級建築士を持っていても、新入社員の頃は全く役に立ちません。それを企業側もわかっています。


つまり企業は、採用した学生を「即戦力」とは思っていません。入社1日目から、「彼は〇○の資格を持っているから、この仕事を頼もう」とは、なりません。当然ですね。


それよりも人間性、将来性(成長するか)、地頭の良さ(学歴など)を判断して、採用します。


およそ3年は、実務で役に立たないことを見越して採用します。さらに、3年経つと、順調な方は一級建築士をとっています(大卒で実務経験1~2年で受験可)。


一級建築士は、建築業界で最も重要な資格です。この資格あれば、とりあえず建築業界で生きていけます。それなのに、学生の内に二級建築士の資格を取る意味は無いでしょう。

学生の内にとれる資格のほとんどが、実務で役に立たない

2つ目の理由、学生のうちに取れる資格のほとんどが実務で役に立ちません。前述した二級建築士も、その1つです。


建築業界は、経験がものをいいます。


座学だけではどうしても学べないことが多く、社会にでて経験を積むことが大切です。


よって建築系の資格をみると、重要な資格のほとんどが「実務経験を必要」としています。逆にいうと、学生の内に取れる建築系の資格はほとんどが「使えない資格」です。

取得不要な資格

以上、建築系の就活に不要な資格を整理しました。

・二級建築士

・その他、学生の内にとれる建築系の資格など


二級建築士や、学生のうちにとれる建築系の資格は、就活に不要です。理由は前述した通りです。


さて、TOEICなどの英語系の資格は、大手建設会社へ入るために持っておいて損は無い、というレベルです。


重要度はそれほど高くなくて、「就職してからは不要な資格」です。英語の資格を頑張って勉強するなら、意匠系ならポートフォリオ、構造系は研究を熱心にした方がいいです。


ただ、「海外挑戦したい」「海外部署で働きたい」方は、当然必須です(建築系の会社は、海外の仕事が少ないですが)。

就職後、取得をおすすめする資格一覧

前述した通り、資格は就職してからとることが多いです。下記に、取得をおすすめする資格を一覧にしました。


・一級建築士(構造一級建築士など)

・一級施工管理技士

・技術士


基本は一級建築士です。この資格だけとって、後の資格は取らない人も大勢います。また施工管理をやりたい人は、施工管理技士ですね。こちらも大切な資格です。


さらにステップアップしたい人は、技術士もおすすめです。ただ、一級建築士よりも難易度が高いですが。

混同しやすい用語

建築系資格(宅建・CAD検定など)

建築に関連した各種資格ですが、就職時に特に評価されるものではありません。

就活のために取得するのは時間の無駄になりやすいです。

一級建築士

国家資格で建築業界最高峰の資格です。

就職後に取得を目指すべき資格で、就活時点では保有していなくても問題ありません。

建築系の就職に関わる資格を整理した表を示します。

資格名就活への有用性備考
自動車免許高い(ほぼ必須)現場移動・業務全般に必要
二級建築士学生取得は困難入社後の取得が現実的
TOEIC等語学資格就活評価には直結しにくい設計課題・研究に注力が優先

まとめ

今回は、必要な資格と不要な資格を説明しました。

もし「就活を有利に進める資格をとらなきゃ!」と思っている方は安心してください。

自動車免許だけで十分です。

本当に重要なのは資格じゃなくて、「建築の勉強・研究」です。

ただでさえ忙しい就活ですが、余計なエネルギーを使わないようにしたいですね。


今後、就活が始まると思います。就活は思っている以上にエネルギーを使います。そして孤独です。アドバイスをくれる相手を見つけましょう。私のおすすめは就活エージェントです。彼らは就活のプロ。就活のプロのサポートは強力です。

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この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。

意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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