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橋梁(きょうりょう)とは?意味・読み方・橋との違い

この記事の要点

橋梁(きょうりょう)とは、川や渓谷、海などを横断する(渡る)ために架けられる構造物の総称です。

橋梁は土木工学の専門用語です。

この記事では、橋梁とは何か、読み方、橋との違いを整理します。

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橋梁(きょうりょう)とは、川や渓谷、海などを横断する(渡る)ために架けられる構造物の総称です。

橋梁は土木工学の専門用語です。

一般的には、「橋(はし)」といいます。

橋梁は、土木構造物の代名詞ともいえる存在です。

今回は橋梁の意味、橋梁の構造と用語の定義、橋との違いについて説明します。

橋梁の構造(橋の構造)の種類は、下記も参考になります。

橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係

橋梁の読み方は「きょうりょう」|意味・語源・用語


橋梁の下部構造、横桁、床版の意味は下記が参考になります。

下部構造とは?橋梁の橋脚・橋台と建築基礎との違い・役割を解説

横桁(よこげた)とは?縦桁・鋼桁との違いと橋梁での役割・計算

床版(しょうばん)とは?読み方・床板との違い・橋梁での役割

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橋梁とは?

橋梁(きょうりょう)とは、川や渓谷(けいこく)、海などを横断する(渡る)ために架けられる構造物の総称です。一般的には「橋(はし)」ということが多いです。日本の有名な橋梁として、


明石海峡大橋

レインボーブリッジ


などがあります。元々、通行や輸送のために必要な構造物ですが、ダイナミックな構造であることから景観や観光名所の一部になる橋梁もあります。


また、橋梁の構造(上部構造。通行、輸送に必要な部分)には、トラス橋、アーチ橋、吊橋など色々な種類があります。橋の構造、種類は下記が参考になります。

橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係

橋梁の読み方は「きょうりょう」|意味・語源・用語


橋梁の構造には、大きく分けて


・上部構造

・下部構造


があります。上部構造は、通行・輸送のために必要な構造部材の総称です。上部構造を支える構造が下部構造です。

橋梁の構造と用語の定義

橋梁は、色々な構造部材により成り立っています。橋梁の上部構造は、トラス橋、アーチ橋などの違いで構造部材が変わりますが、橋梁の下部構造は、共通する構造部材も多いです。下図に、橋梁に必要な構造部材を示しました。


橋梁1


橋梁の用語の意味を下記に示します。


支承(ししょう) ⇒ 橋梁を支える装置

支間(しかん) ⇒ 隣り合う支承間の距離

純径間(じゅんけいかん)⇒ 橋を支える橋脚の前面間の距離

橋脚(きょうきゃく) ⇒ 上部構造を支える構造部材。

上部構造の重さを地盤に伝える。

橋台(きょうだい) ⇒ 上部構造を支える構造部材かつ、擁壁の役割をもつ(地盤が崩れないよう留める構造部材)

躯体(くたい) ⇒ 橋脚や橋台のこと

基礎(きそ) ⇒ 橋脚や橋台に生じる荷重を地盤に伝達する構造部材

上部構造(じょうぶこうぞう) ⇒ 通行や輸送のために必要な構造部材。

床版、主桁など。

下部構造(かぶこうぞう) ⇒ 上部構造を支えるための構造部材。橋脚、橋台、基礎など。


橋梁の上部構造、下部構造の詳細は下記が参考になります。

下部構造とは?橋梁の橋脚・橋台と建築基礎との違い・役割を解説


橋梁の下部構造には基礎があります。基礎には、直接基礎と杭基礎があります。下記を参考にしてください。

直接基礎とは?種類・設計方法・杭基礎との違い

杭基礎とは?1分でわかる意味、設計、杭工事の手順、支持層、フーチングの配筋


橋梁の床を「床版(しょうばん)」ともいいます。上部構造の1つです。床版の意味は下記が参考になります。

床版(しょうばん)とは?読み方・床板との違い・橋梁での役割

橋梁と橋の違い

橋梁(きょうりょう)は土木工学の専門用語です。橋(はし)は、一般的に使う用語です。土木工学の参考書では、「橋梁」と書いてあります。

混同しやすい用語

橋梁(きょうりょう)の上部構造

通行・輸送のために必要な構造部材(床版・主桁など)です。

下部構造に支えられています。

橋梁の下部構造

上部構造を支える構造部材(橋脚・橋台・基礎など)です。

上部構造とは役割が異なります。

橋脚(きょうきゃく)と橋台(きょうだい)

橋脚は上部構造を支える柱状部材、橋台は上部構造を支えつつ擁壁の役割も兼ねます。

どちらも下部構造ですが機能が異なります。

試験での問われ方|管理人の一言

橋梁に関する問題は建築士試験の構造分野で出題されます。

定義と計算の両面から理解しておきましょう。

橋梁の定義・適用条件・計算式は建築士試験の構造分野で出題される基本事項です。

用語の定義を正確に理解したうえで、関連する規準・法令との関係を整理することが大切です。

橋梁の主要部材を整理した表を示します。

部材名役割区分
橋脚(きょうきゃく)上部構造を支える柱状部材下部構造
橋台(きょうだい)端部を支え擁壁の役割も兼ねる下部構造
床版(しょうばん)車・人の荷重を直接支える通行面上部構造

まとめ

今回は橋梁について説明しました。

意味、構造、用語の定義など理解頂けたと思います。

橋梁は、通行や輸送のため必要な構造物です。

身近な例だと、川で分断された土地を通るために橋梁が掛けられていますよね。

今回紹介した、橋梁の構造部材に注目してみましょう。

また、橋梁がどんな構造なのか見ると面白いですよ。

下記が参考になります。

橋の構造とは?12種類の名称・特徴・強度と建築ラーメン構造・トラス構造との関係

橋梁の読み方は「きょうりょう」|意味・語源・用語

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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

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