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建築の人工とは?1分でわかる意味、相場、計算法、労働時間

この記事の要点

建築の「人工(にんく)」とは1人が1日(8時間)働いた場合の人件費のこと。0.5人工は半日分、20人工なら20日分の労働コストを意味する。

人工の相場は国土交通省が公表する「労務単価」を参考にできる。職種によって単価が異なり、技能が必要な職人(鉄筋工など)は一般運転手より高い単価が設定されている。

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建築業界で「人工(にんく)」とは、1人が1日作業したときの人件費のことです。建築業界で「人工(にんく)」とは、1日仕事をしてかかる人件費のことです。元々は職人さんの賃金を計算する用語でしたが、現在は、業界全体で使います。1人工とは、1人が1日作業したときの人件費です。今回は、人工の意味、相場、計算法、人工と労働時間の関係について説明します。

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建築の人工とは?

建築で「人工」とは、1日仕事をしてかかる人件費のことです。元々は、職人さんの工賃(こうちん)を計算する用語でした。


現在は、職人さんだけでなく設計者の人件費など、建築業界全体で使います。1人工は、1人に対する1日当たりの人件費です。半人工は、「半日」という意味です。


1人工の費用は、各会社で違います。私が勤めていた会社では、平社員で1人工3万円程度でした。

人工の読み方

人工は、「にんく」と読みます。「じんこう」では無いので、注意してくださいね。

建築の人工の相場

人工の費用は、会社ごとに違います。ただし、国土交通省より「労務単価」が公表されています。労務単価では、建設業の職種別に単価が書いてあります。例えば、


・鉄筋工⇒ 22,200円

・運転手(一般)⇒ 17,000円


です。鉄筋工の方が、運転手よりも技能が必要のため、単価が高いです。なお、労務単価は下記の規定に基づきます。


・公共工事の工事費の積算に用いるもので、労働者への支払い賃金を拘束するものではない。

・所定労働時間内8時間当たりの単価。

・時間外、休日及び深夜の労働についての割増賃金などの手当は含んでいない。


なお、全職種の平均は18632円程度です。労務単価は、年ごとに変動します。


また、設計者(技術者)の労務単価もあります。


・主任技術者 ⇒65,500円

・理事、技師長 ⇒61,700円

・主任技師 ⇒52,700円

・技師 ⇒30,800~46,300円

・技術員 ⇒26,200円

人工の計算

人工は1日当たりの人件費です。例えば、1人工を3万円とします(1人工は、1日当たりの人件費)。20人工がいくらになるか計算してください。

ですね。また、0.5人工では

です。半日で終わる仕事、という意味です。

人工と時間の関係

人工とは、8時間の労働時間に対する単価です。また、休日や残業による手当は含みません。※必要な場合、休日手当、残業手当は、別途考慮する必要があります。


よって、30人工というと、実労働日数が30日です。土日を抜くと、1ヶ月=22日程度です。30人工は、1か月+1週間程度と覚えてくださいね。

混同しやすい用語

人工(にんく)

1人が1日(8時間)働いた場合の労働量・人件費の単位。残業や休日手当は含まれない。建築現場での積算(コスト計算)に使われる。「じんこう」ではなく「にんく」と読む。

労務単価(ろうむたんか)

国土交通省が公表する職種別の1人工あたりの標準的な単価。公共工事の積算に用いるもので、実際の支払賃金を縛るものではない。人工の相場を調べる際の参考値となる。

試験での問われ方|管理人の一言

「人工(にんく)」は建築士試験では直接出題されることは少ないですが、施工・積算系の問題で知っておくべき基本用語です。「1人工=1人×1日(8時間)」という定義と、半人工(0.5人工)の概念をしっかり押さえておきましょう。見積書や工程表を読む際にも必須の知識です。

建築の人工を整理した表を示します。

項目内容備考
1人工の定義1人×1日(8時間)の人件費半人工(0.5人工)も使われる
相場の目安国土交通省公表の労務単価が基準職種・地域により異なる
使用される場面見積書・工程表・積算建築施工全般で使われる用語

まとめ

今回は、建築の人工について説明しました。意味が理解頂けたと思います。人工は、1日仕事をしてかかる人件費のことです。1人工の費用は、会社ごとに違います。但し、国土交通省が労務単価を公表しています。これが1つの相場になります。私が設計業務をしていた頃は、平社員で1人工3万円でした。家を建てるとき、見積書を読む機会があるでしょう。職人さの人工など、確認してみましょう。

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