【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
ベクトルの大きさは、ベクトルのx成分とy成分の二乗和の平方根で算定できます。一見、難しそうな式ですが「ピタゴラスの定理」で線分の長さを求めているだけです。ベクトルの大きさは「有向線分の長さ」、方向は線分の向きです。今回はベクトルの大きさの意味と求め方、記号、二乗、絶対値との関係について説明します。ベクトルの成分、有向線分の詳細は下記が参考になります。
ベクトルの成分表示とは?3分でわかる意味、成分の表し方、大きさとの関係
有向線分とは?1分でわかる意味(定義)、書き方、読み方、ベクトルとの違い
公式LINEで構造力学の悩み解説しませんか?⇒ 1級建築士の構造・構造力学の学習に役立つ情報を配信。構造に関する質問も受付中
ベクトルの大きさは、有効線分の長さと一致します。
有向線分とは?1分でわかる意味(定義)、書き方、読み方、ベクトルとの違い
よって、ベクトルの大きさは、ベクトルのx成分とy成分の二乗和の平方根で算定できます。下記がベクトルaの大きさを求める公式です。
ベクトルの成分表示は下記が参考になります。
ベクトルの成分表示とは?3分でわかる意味、成分の表し方、大きさとの関係
下図をみてください。ベクトルaのx成分(ax)とy成分(ay)を示しました。
ベクトルの大きさ=有効線分の長さです。ベクトルのx軸方向の距離、y軸方向の距離が既知であれば、ピタゴラスの定理(三平方の定理)で線分の長さ(ベクトルの大きさ)を算定できます。
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
ベクトルの大きさの記号を下記に示します。
上記をみて「絶対値と似ている」と思う方も多いと思います。確かに絶対値の記号と似ていますが「ベクトルの大きさ」を表します。絶対値とは無関係なので注意してください。
ベクトルの大きさは、ベクトル成分の二乗和の平方根で求めます。あるいは、ベクトルの始点と終点の座標を使って、下式よりベクトルの大きさを算定できます。
本質的には前述した公式と同じです。b1-a1を計算することでx軸方向の距離を求めています。
今回はベクトルの大きさについて説明しました。意味や求め方が理解頂けたと思います。ベクトルは大きさと方向をもつ量です。よってベクトルの大きさは、ベクトルの成分の二乗和の平方根より算定します。ピタゴラスの定理、ベクトルの成分表示を理解しましょうね。下記が参考になります。
ベクトルの成分表示とは?3分でわかる意味、成分の表し方、大きさとの関係
ピタゴラスの定理とは?1分でわかる意味、証明、3:4:5の関係、三平方の定理との違い
【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)
有料メルマガを無料で見てみませんか?⇒ 忙しい社会人、学生のためのビルディング・アップデート