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直方体の容積の求め方は下式の通りです。計算式の記号は下図に示す記号と対応しています。直方体の容積の計算式は簡単にいうと「縦×横×高さ」ですが、長さは全て「内のり」である点に注意しましょう。内のりとは、容器の内側の長さのことです。
容器は液体や物をいれるため、必ず容器の内側と外側があります。よって、容器の内側の長さは、容器の外側の長さから厚みを引いた長さです。容器の外側の長さ(外のり)をL、B、H、容器の厚みtが同じとき、内側の寸法(内のり)は「L-2t」、「B-2t」、「H-2t」で算定できます。
なお、容器の厚みが分からなければ、直接、容器の内側の「たて、よこ、たかさ」の長さを計測して掛け算すると直方体の容積が算定できます。容器の形状が直方体では無く円柱、立方体、三角柱などに変われば、容積の計算式も変わります。
では実際に例題として直方体の容積を計算します。計算条件は下記とします。
・縦の長さ 10cm
・横の長さ 10cm
・高さ 10cm
上記の容積は
・10cm×10cm×10cm=1000cm3
です。また、1000cm3=1リットルと定義されます。よって、容積の値をリットルで求める場合、cm3の値を0.001倍してリットルの値に変換します。リットルと立方センチメートルの関係は下記をご覧下さい。
1リットルは何立方センチメートル?1分でわかる値と覚え方、1dL、1kLは何立方センチメートル?
今回は、直方体の容積の求め方について説明しました。直方体の容積の求め方は下式の通りです。直方体の容積の計算式は簡単にいうと「縦×横×高さ」ですが、長さは全て「内のり」である点に注意しましょう。内のりとは、容器の内側の長さのことです。
容積の意味、体積と容積の違いは下記が参考になります。
容積とは?1分でわかる意味、求め方、単位、円柱の容積、体積との違い
容積と体積の違いは?1分でわかる違い、いろいろな単位、容器の容積の求め方
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