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乾燥単位体積重量とは、土の土粒子部分の重量を土の体積で除した値です。
乾燥密度を重量で表した値ともいえます。よって、乾燥単位体積重量を求める式は「γd=ρd×g」です。
ρdは乾燥密度、gは重力加速度です。今回は、乾燥単位体積重量の意味と求め方、飽和単位体積重量、湿潤単位体積重量との違いについて説明します。
単位体積重量、土粒子の密度の詳細は下記が参考になります。
土粒子の密度とは?1分でわかる意味、公式と計算、目的、比重、単位体積重量
乾燥単位体積重量とは、土の土粒子部分の重量を土の体積で除した値です。
また、乾燥密度(土の乾燥単位体積質量)を重量で表した値ともいえます。よって、乾燥単位体積重量の求め方は
・γd=ρd×g
・γd=Ws/V
・γd=ms×g/V
です。上記のいずれの式を用いても結果は同じです。
ρdは乾燥密度、gは重力加速度、Wsは土の土粒子部分の重量、msは土の土粒子部分の質量、Vは土の体積です。
単位体積重量、土粒子の密度の詳細は下記が参考になります。
土粒子の密度とは?1分でわかる意味、公式と計算、目的、比重、単位体積重量
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乾燥単位体積重量と飽和単位体積重量、湿潤単位体積重量の違いを下記に示します。
・乾燥単位体積重量 ⇒ 乾燥状態における土の単位体積重量。土の土粒子部分の重量を土の全体積で除した値
・飽和単位体積重量 ⇒ 飽和状態(飽和度=100%)における土の単位体積重量。飽和密度を重量で表した値
・湿潤単位体積重量 ⇒ 湿潤状態における土の単位体積重量。
また、飽和単位体積重量と湿潤単位体積重量の求め方を下記に示します。
Ρsatは飽和密度、gは重力加速度、ρsは土粒子の密度、ρwは水の密度、eは間隙比、ρtは湿潤密度です。
・飽和単位体積重量 ⇒ γsat=ρsat×g={(ρs+ρw×e)/(1+e)}×g
・湿潤単位体積重量 ⇒ γt=ρt×g
飽和単位体積重量、湿潤単位体積重量の詳細は下記が参考になります。
土の飽和単位体積重量とは?1分でわかる意味、公式、単位、水中単位体積重量との関係
湿潤単位体積重量とは?1分でわかる意味、公式と計算(求め方)、湿潤密度、水中単位体積重量との違い
今回は、乾燥単位体積重量について説明しました。乾燥単位体積重量とは、土の土粒子部分の重量を土の体積で除した値です。
乾燥単位体積重量γd=Ws/Vで求めます。また、乾燥単位体積重量は「乾燥密度を重量で表した値」とも言えるので、γd=ρd×gで算定可能です。
乾燥密度、飽和単位体積重量の詳細など下記も勉強しましょう。
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
土の飽和単位体積重量とは?1分でわかる意味、公式、単位、水中単位体積重量との関係
湿潤単位体積重量とは?1分でわかる意味、公式と計算(求め方)、湿潤密度、水中単位体積重量との違い
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