建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 基礎構造を学ぶ > 地盤調査の結果、砂層が安全?粘土層が危険は本当か?

地盤調査の結果、砂層が安全?粘土層が危険は本当か?

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)


地盤調査をした結果、粘土層がでてきたから不安!なんて声を耳にします。いつから、そんな常識が世間に広まったのでしょうか。


粘土が弱くて、砂は強い? 本当でしょうか。全くの逆とまでは言い切れないですが、粘土層はけっして弱くありません。


今回は、砂層と粘土層について説明します。


100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

砂と粘土の違いとは?

砂と粘土の違いは、どのように決まるのでしょうか。一般の方は、ドロドロ、べたべたした土が粘土で、サラサラした土が砂だと思っているかもしれません。


砂と粘土を区別する方法は、「粒径」です。粒径が0.075mm未満であれば、粘土系の土質。0.075mmより大きければ砂系の土質です。


0.075mmと言われてもイメージが湧かないと思いますが、こういった決まりです。


勘違いしてほしくないことは、粘土はドロドロで砂はサラサラで強そう、ではないことです。確かに、弱い粘土はドロドロですが、強い粘土層もあります。強い粘土層は固く締まっています。

液状化を起こしやすいのはどっち?

先に述べたイメージから、粘土層はドロドロで液状化を起こしやすい、と思っている方も多いようです。


これは全くの逆。粘土は液状化を起こしやすいどころか、液状化の心配がありません。逆に砂層は液状化を起こす可能性があるのです。


その理由を少しだけ説明します。液状化の原因は水です。土粒子の間には間隙水といって、粒子の間隙に水が入っています。この間隙水が地震力によって圧力が高まり噴出する現象が液状化です。


さて、粘土の土粒子を拡大すると、粒子同士は手をつなぐように強く結びついています。結びつく力を「粘着力」と言います。地震が発生しても粘土には粘着力があり、粒子は安定状態を保つのです。


子供の頃、粘土遊びをしませんでしたか? 粘土を両手で持って引っ張ると、「ねばー」と伸びますよね。これは粒子同士の結びつく力があるからです。


一方、砂層について。砂は粒子ごとに手をつなぎ結びついている、わけではありません。砂層は粒子同士の摩擦力などで強さを発揮しています。


先ほど述べたように粒子同士には間隙があり、間隙は水で満たされています。通常時は安定している間隙水も、地震の圧力で水圧が上昇、安定状態の粒子が散り散りになります。この一連が液状化現象なのです。


まとめ

今回は、砂層と粘土層の違いを説明しました。とくに液状化について、誤解されていた方は認識を見直して欲しいと思います。


・粘土層⇒液状化しない

・砂層⇒液状化の発生が懸念される


と覚えておきましょう。地震力のレベルや細粒分含有率といって粒度のバラつきによって、液状化発生確率も変化することも、申し添えておきます。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!大好評の用語集と図解集のセット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット(※既に26人にお申込みいただきました!)



▼こちらも人気の記事です▼

▼人気の記事ベスト3▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

あなたは数学が苦手ですか?

わかる!実務で使う数学知識の基礎講座

公式LINEで気軽に学ぶ構造力学!

一級建築士の構造・構造力学の学習に役立つ情報を発信中。

友だち追加

【フォロー求む!】Pinterestで図解をまとめました

図解で構造を勉強しませんか?⇒ 当サイトのPinterestアカウントはこちら

限定メールマガジン

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

人気の記事ベスト3

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 基礎構造を学ぶ > 地盤調査の結果、砂層が安全?粘土層が危険は本当か?
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事