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力のモーメントの向きがわからない人は、風車(水車)とかプロペラや扇風機の羽を回すことをイメージすると簡単です。モーメントは任意の回転軸(モーメントの中心)を起点に物体を回転させようとする力です。このとき、回転軸を中心として扇風機の羽が固定されることをイメージしましょう。あとは、羽の周りの力の向き(矢印の方向)から、羽がどの方向に回転するか考えるだけです。
たとえば下図の例では、矢印の向きはは斜め右下側に向いています。この方向に扇風機の羽を回してやると、羽は「時計回りに」動きます。つまり、力のモーメントの向きは時計回りです。
次に下図の例では、矢印の向きが左斜め上側ですから、この向きに扇風機の羽を回すことを考えると、羽は時計回りに回るので、力のモーメントの向きは時計回りです。
以上のように、力のモーメントの向きがわからないときは、扇風機の羽をイメージして、回転軸に対しての矢印の向きから「矢印の向きに羽を動かすと、どの方向に回るのか」考えてみましょう。
さて、力のモーメントの向きは「時計回り、反時計回り」という区別をします。建築の構造力学では、
・力のモーメントが時計回り ⇒ 正の値
・力のモーメントが反時計回り ⇒ 負の値
とします。時計回りは時計の針が進む方向(時計の針が12から1に向かう方向)、反時計回りは時計回りの逆方向ですが、時計の針が12から11に向かう方向です。
今回は、力のモーメントの向きがわからないときの見分け方を解説しました。力のモーメントの向きがわからない人は、風車(水車)とかプロペラや扇風機の羽を回すことをイメージすると簡単です。扇風機の羽をイメージして、回転軸に対しての矢印の向きから「矢印の向きに羽を動かすと、どの方向に回るのか」考えてみましょう。
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