建築学生が学ぶ構造力学

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設計の仕事がつらい理由4選|残業・納期・営業との関係と「向いている人」の特徴


設計の仕事がつらい理由として、機械設計、建築設計など色々な業界で「設計」という職種があります。

クリエイティブな仕事で憧れる人も多いですよね。

一方で、設計の仕事を始めた方の中には、「つらい」と思う方も多いです。

今回は、設計の仕事がつらい理由と、残業、納期、営業との関係、設計の仕事に必要な能力について紹介します。

※建築設計の仕事は、下記が参考になります。

建築設計とは|意匠・構造・設備設計の違いと必要な資格

設計の仕事がつらい理由は?

各業界に共通して、下記の理由があります。


・残業が長い

・短い納期

・営業からの無茶な要求

・勉強が大変


それぞれ説明しますね。

残業がつらい

設計はクリエイティブな仕事です。無から有を生み出すために、色々なことを考えます。お客さんの要求を満たすため、あらゆる試行錯誤を繰り返すものです。必然的に残業が長くなります。


また、設計は高度な知識を必要とすることが多いです。「知識を持っていない」ことは、設計業界では武器が無いことに等しいです。入社して3年~5年は、基本的な知識が無いので、長時間の残業が必要となるでしょう。


僕は建築設計をしていましたが、入社して5年間は朝8:30から働いて21:00まで、普通に仕事をしていました。徹夜も何度かあります。

納期がつらい

残業が増える理由として「納期が短い」ことがあります。自分たちの知らないところで、勝手に仕事の話が進み、納期が短い仕事をすることも多いです。


納期が迫ると焦ります。また、納期が近づくと、急な仕様変更が起きる可能性も。経験を積むと、1つの案件だけでなく、複数の仕事をこなします。納期が重なると、残業が増えてつらくなります。

営業がつらい

営業は設計と違いノルマがあります。自分のノルマを達成するため、小さな仕事でも「とろう」とします。目の前のお宝を逃したくないわけです。一方で、目の前のお宝が「ガラクタ」だとしても、とってしまう癖があります。


自分のノルマを達成するためです。納期が短い仕事や、設計料が少ない仕事などの地雷案件を振られるのは、そのためです。設計は、いつも営業に振り回される仕事です。

勉強がつらい

前述したように、設計は高度な知識を必要とします。実務を行うだけでなく、日々の勉強でスキルアップします。ただ、普段の仕事がるので、家に帰って勉強する元気がなくなります。それでも勉強しないと、仕事についていけません。

設計の仕事に必要な能力

モノ作りの設計の仕事は、その分野の専門知識だけでなく下記の能力や知識が必要です。


・3次元で考える能力

・現場のことを知ること


それぞれ説明します。

3次元で考える能力

物は立体です。一方、設計図は「平面」の紙に描きます。2次元の設計図だけを書いていると、3次元でみたときに成立していないことが分かります。


2次元の図面を書きつつ、頭の中で3次元に組み立てる能力が必要です。モノづくりの実務経験を積めば、自然と身に付きます。ただし、普段から訓練することも必要です。


大学の授業では教えてくれない、設計者の必須能力です。

現場のことを知ること

設計は基本的にデスクワークです。計算し、図面を書いて仕事は終わります。しかし、自分が書いた設計図が、実際に「どのように造られるのか」知る必要があります。設計者は、現場を知らない、とよく言われます。


「彼は現場のこともよく知っている」と言われるよう、積極的に現場へ行くようにしましょう。

設計が辛い状況を変える方法

設計が辛い理由を説明しました。ただ、嘆いていても状況は変わりません。「設計が辛い」という状況を変える必要があります。設計が辛い状況を変える方法として、下記があります。


・スキルアップ

・転職


1つはスキルアップです。前述した辛さを跳ね返すくらいスキルを積めば、状況が変わるかもしれません。また後述する「転職」においても、スキルアップした方が当然有利です。注意点は、会社によっては「仕事が早いほど、仕事が集まる」ことです。


2つめは転職です。私も経験しましたが、会社の状況を変えるのは相当難易度が高いです。いくらスキルアップしても、「自分ではどうにもならない労働環境」は存在します。


例えば会社がブラックで、一社員がホワイトにできると思いますか?難しいですよね。その点「転職」は、自分から別の環境に移るので、転職先選びを失敗しなければ、「設計が辛い」という状況が少なくなります。

転職して、辛くない環境を目指そう

「設計が辛い」と感じる方の中には、案外


・残業が多い

・人間関係に悩んでいる


人がいます。それは「設計が辛い」ではなく「職場が辛い」のです。設計自体は、やはり素晴らしい仕事です。創造的で誇れる職業だと思います。自分の思い違いで設計を辞めるのは、勿体ないです。


「設計が辛い」、「職場が辛い」のどちらか、まずは見極めるべきでしょう。もし職場が辛い方は、転職を選択肢として考えてはいかがでしょうか。


あなたは今の会社しか知らないかもしれません。でも世の中には色々な会社があります。考え方、育て方、労働環境、本当に色々なことが違います。


設計が辛いと思ったら、転職で辛くない職場を目指しましょう。

転職するなら1人で考えないこと

ただ、転職を1人で戦うのは失敗の元。1人で考えて悩んでも上手くいきません。履歴書や職務経歴書を1人で作って、1人で模擬面接・・・。現実的では無いですね。


転職を成功させるなら、1人で戦うより複数で戦うこと。転職エージェントや転職サイトのサービスを沢山活用しましょう。

1人で戦わないために、転職で役立つサービス

設計がつらくて転職を考えるなら、1人で抱え込まず、無料のサービスを使って視野を広げるのが近道です。とくに20代なら、選択肢は思っているより多くあります。やみくもに動く前に、次の順番で進めると失敗しにくいです。

① まずは無料で「市場価値」を知る(ミイダス)

いきなり「転職する」と決めなくて大丈夫です。まずはミイダスで、自分の想定年収と向いている職種を診断してみましょう。質問に答えるだけで、職務経歴書も不要。「今がつらいのは環境のせいなのか、それとも別の要因なのか」を、数字で客観的に見られます。

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② 20代なら手厚いエージェント(UZUZ)

「設計はつらいけど、次に何をすればいいか分からない」――そんな20代の若手に向くのが、第二新卒・既卒に特化したエージェント「UZUZ(ウズウズ)」です。就職支援実績はのべ6.8万名以上、入社後の定着率は93.6%。離職率や労働時間などの基準でブラック企業を排除しているので、「次もまたつらい職場だったらどうしよう」という不安を減らせます。

1人あたりのサポート時間が長く、書類添削や面接対策を一から伴走してくれるので、はじめての転職でも安心です。

元設計者の本音

私自身も設計の道から離れた人間です。当時は「逃げ」だと思って踏み出せませんでしたが、今振り返れば、つらいまま消耗するより、早めに第三者へ相談すべきでした。20代なら、やり直しは十分きく。1人で抱え込まないでください。

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設計の仕事がつらい理由を整理した表を示します。

項目内容備考
残業が長い無から有を生み出すクリエイティブな作業のため長時間化入社後3〜5年は特に残業が多い傾向
納期が短い営業が取ってきた案件で急な納期が発生しやすい複数案件の納期が重なると残業が増加
必要な能力3次元で考える能力と現場知識の両立が求められる実務経験を積みながら自然に身につける

まとめ

今回は、設計の仕事がつらい4つの理由と、設計に必要な能力についてご紹介しました。

機械設計、建築設計など、分野は違っても設計のつらさは似ています。

最初のうちは、実務と勉強の両立も難しいですよね。

一度知識を身につけると、次々と知識をつけたくなり、仕事にも良い影響が生まれると思います。

※建築設計の仕事の種類は、下記の記事が参考になります。

一級建築士が転職で年収アップするために最初にすること

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ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。