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床反力の読み方は「ゆかはんりょく」です。床反力とは、床から受ける反力のことです。
私たちは日常的に建物の床を歩いています。このとき、足から床に作用する人の重さに対して床から足に反力が作用しています。
もちろん人の重さだけでなく、家具や建物を構成する部材の自重など、床に置いてある全ての物は床反力を受けます。
今回は床反力の読み方と意味、反力の計算、鉛直・水平方向との関係について説明します。
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床反力の読み方は「ゆかはんりょく」です。関係用語の読み方を下記に示します。
反力 ⇒ はんりょく
鉛直反力 ⇒ えんちょくはんりょく
水平反力 ⇒ すいへいはんりょく
床反力とは床から受ける反力です。私たちは日常的に床の上を歩行し、物を置いています。
例えば、人が歩くときに人の重さが足から床に作用します。一方で、床から人の足に「反力」が生じるのです。これが床反力です。
反力の詳細は下記もご覧ください。
下図をみてください。床に鉛直方向の力10kNが作用する時、床反力を求めましょう。
簡単ですよね。力と反力は釣り合うので(※床は十分な剛性を有しており変形しないと仮定)、力=反力です。よって、床反力=10kN(鉛直方向)になります。
下図のような斜め方向の外力が作用する時、床反力も「斜め方向」に生じます。一方で、外力は「鉛直成分、水平成分」に分解できます。
よって床反力も「鉛直反力」と「水平反力」が生じていることが分かります。
人は歩行する時、上図のように斜め方向に床を蹴ります。床を斜めにけることで、水平反力を受けます。
この水平反力により、前に進むことができるのです。鉛直方向に床を蹴るだけでは、足踏みをしてしまい前には進めません。
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なお、前述した「床に作用する力=床反力」の関係は、床が十分かたい(剛性を持つ)場合に成立します。
例えば、トランポリンの上では上手く歩けません。これは、トランポリンが人の重さで「変形するから」です。
外力による変形が大きいと、外力=反力という関係は成立しません。
支点のバネという考え方を理解する必要があります。詳細は下記が参考になります。
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今回は、床反力の読み方について説明しました。床反力の読み方は「ゆかはんりょく」です。
読み方だけでなく床反力の意味も理解しましょう。反力の求め方は、下記も参考になります。
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