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水平反力(すいへいはんりょく)とは、水平方向に作用する反力のことです。
似た用語に鉛直反力(えんちょくはんりょく)があります。一般的に、水平反力の生じる支点として「ピン支点」と「固定支点」があります。
ローラー支点は、水平方向は自由に移動できるため水平反力は0です。
今回は水平反力の意味、求め方(計算方法)、符号、記号について説明します。反力の求め方、鉛直、水平の意味は下記が参考になります。
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水平反力(すいへいはんりょく)とは、水平方向に作用する反力のことです。下図に水平反力を示しました。
似た用語に鉛直反力(えんちょくはんりょく)があります。まずは鉛直方向、水平方向の意味を理解しましょう。
支点には、外力と釣り合う反力が作用します。例えば、下図の梁に水平力が作用しても静止状態のとき、梁の支点には「水平力と逆向きの反力」が作用しています。
外力の合計と反力の合計が釣り合うとき(足して0になるとき)、物体は静止しています。よって、下式のようなつり合い式を立てることが可能です。
2P-H-H=0
2Pは水平力、Hは水平反力です。右向きの力を正値、左向きを負値とします。上式を解くと、
2P-H-H=0
2P-2H=0
H=P
のように水平反力が計算できました。なお、水平反力の生じる支点は「ピン支点」と「固定支点」です。
ローラー支点は、水平方向に自由に移動するため反力は0になります。反力の求め方、支点の詳細は下記も参考になります。
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水平反力の符号と向きの関係を下図に示します。
右向きの水平反力を正の値、左向きを負の値とすることが多いです。ただし、左向きを正、右向きを負に仮定しても計算結果は同じになります。
水平反力の記号は「H」を使います。これは水平を意味する英語のHorizontalの頭文字をとった記号です。
また、鉛直反力の記号は「V」や「R」とします(VはVerticalの頭文字)。構造計算で用いる記号の詳細は下記も参考になります。
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今回は水平反力について説明しました。水平反力とは、水平方向に生じる反力のことです。
似た用語に「鉛直反力(えんちょくはんりょく)」があります。反力の求め方、鉛直と水平の意味も併せて勉強しましょう。
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