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逆算(ぎゃくさん)とは、通常の計算順序とは違い、結果から計算過程で用いる数を求めることです。方程式を解くためには、逆算を理解すべきです。今回は逆算の意味、やり方、分数の逆算について説明します。加法減法、乗法の意味も理解しましょう。下記が参考になります。
加法減法とは?1分でわかる意味、解き方、考え方、正負の数の問題
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逆算(ぎゃくさん)とは、通常の計算順序とは違い、計算結果から計算過程で用いる数を求めることです。下記をみてください。□内の数を計算することが「逆算」です。
2×□=6
□内には「3」が入ります。逆算は、方程式を解くために必要な考え方です。例えば、上式の□を文字「x」とします。すると
2×x=6
2x=6
2x÷2=6÷2
x=3
です。逆算は、加法減法、乗法、除法で行います。加法減法、乗法の詳細は、下記が参考になります。
加法減法とは?1分でわかる意味、解き方、考え方、正負の数の問題
下記に示す逆算の問題を解きましょう。
2-□=5
2+(□+1)=7
2×(□+3)=10
2÷(□+1)=9
下記のように解きます。
2-□=5
-□=5-2=3
□=-3
2+(□+1)=7
□+1=7-2=5
□=5-1=4
2×(□+3)=10
2÷2×(□+3)=10÷2
1×(□+3)=5
□=5-3=2
2÷(□+1)=9
2÷2÷(□+1)=9÷2
1÷(□+1)=9/2
□=9/2-1=7/2
計算順序は違いますが、通常の加法減法、乗法、除法のルールは同じです。「□=」の形になるよう計算しましょう。加法減法、乗法の詳細は下記が参考になります。
加法減法とは?1分でわかる意味、解き方、考え方、正負の数の問題
分数の逆算になると難しく感じる方が多いようです。下式をときましょう。
分数の逆数の解き方は、一言でいうと「□=の形にするため、□にかかる数を打ち消す数を両辺にかけること」です。左辺をみると、2/5や1/10が□にかけられています。打ち消すためには、2/5に対して5/2、1/10に対して10を掛ければ消えますね。よって、
です。ポイントは、□=の形にすることです。覚えてくださいね。
今回は逆算について説明しました。意味が理解頂けたと思います。逆算は、通常の計算順序とは違い、計算結果から計算過程で用いる数を求めることです。逆算を理解することで、方程式の解き方も理解できます。加法減法、乗法、除法で逆算ができるよう練習しましょう。下記も参考になります。
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