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三つの力の合力は、まずは2つの力の力の平行四辺形より合力R1を求めたあと、R1と残りの力の平行四辺形をつくることで三つの力の合力R2求められます。実際に、下図に示す三つの力の合力を作図により求めましょう。
まず、P1とP2の合力を求めます。二つの力の合力は、二つの力を二辺とする平行四辺形の「対角線」です。よって合力を作図で求めると下図となります。なおP1とP2の合力をR1とします。
2力の合成とは?合力の求め方と計算、一直線上にある2力の合成の計算
次に、二つの力の合力R1とP3の力の平行四辺形をつくります。この力の平行四辺形の対角線が三つの力の合力R2となります。
以上のように、三つの力の合力は二つの力の合力の求め方は変わりません。一気に三つの力を合成するのではなく、まずは二つの力を合成した後、その合力と残りの力を合成するのです。この考え方に基づけば、四つの力、五つの力、六つの力でも簡単に合力を算定できます。
なお、多くの力を合成する場合、その力を合成する順序を変えても合力は変わりません。前述の例では「P1+P2=R1、R1+P3=R2」の順序で合力を求めましたが、たとえば「P1+P3=R1、R1+P2=R2」でも結果は同じです。
今回は、三つの力の合力は、まずは2つの力の力の平行四辺形より合力R1を求めたあと、R1と残りの力の平行四辺形をつくることで三つの力の合力R2求められます。三つの力の合力は二つの力の合力の求め方は変わりません。一気に三つの力を合成するのではなく、まずは二つの力を合成した後、その合力と残りの力を合成するのです。力の合成、二つの力の合成は下記をご覧ください。
2力の合成とは?合力の求め方と計算、一直線上にある2力の合成の計算
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