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civilは日本語で、「市民の~」という意味です。「civil」は「シビル」と読みます。私は高専生の頃、土木工学科でしたが、英語で「civil engineering」と書きました。Civilは、「市民の、公共的な」という意味があります。土木で扱う構造物は、橋梁やトンネル、ダム、道路など、社会的なものばかりです。よって、土木工学は「市民工学(市民のための工学)」ともいえます。今回は、civilの意味、土木工学との関係、civil engineeringについて説明します。※土木工学については、下記の記事も参考になります。
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Civilとは、「市民の~、市民社会の~、公的な」という意味があります。また、civil engineeringで土木工学という意味です。civil engineeringを直訳すると、市民(市民の)工学です。また、Civilization は文明化を意味します。
国を文明化するためには、まずインフラを整えます。インフラの例として、
道路
ダム
橋
があります。国の隅々まで道路網を張り巡らすことで、物の運搬や災害派遣が可能になります。ダムは膨大な水を溜めており、上下水道や農業、工業用水として用います。川や崖地で分断された箇所まで橋を架ければ、移動が簡単です。
上記のようなインフラは、特定の個人のためではなく、市民のものです。逆に言うと「誰のものでもなく、公共のもの。全員のもの」です。よって、土木工学は、市民のために必要なインフラストラクチャ―の工学です。
建築工学は、「建築物」という1つを対象にしますが、土木工学は対象がとても多いです。前述した、橋、ダム、道路だけでなく、河川、水質、自然環境の分野まで、「土木工学」です。
Civilは、「しびる」と読みます。読み方を覚えてくださいね。
市民のための公共サービスは、政府(国)が市民に対して与えます。最近は様子が違いますが、電力事業や水道事業は国の機関が行っています。
前述したように土木工学は、市民のための工学です。扱う構造物、対象とする問題の規模が大きいため、政府が取り扱います。
公務員の数を調べると、建築系の職員の数より、土木系職員の採用が圧倒的に多いとわかります。これは、
土木は市民のためのもの(が多い)
建築は個人のもの(が多い)
からです。
※土木と建築の違いは、下記が参考になります。
civil engineeringは、土木工学の英訳です。私は元々、土木工学科でした。学科名をローマ字で省略するとき、「C」という文字を使いました(civil engineeringの頭文字です)。
今回はcivilについて説明しました。意味や土木工学との関係が理解頂けたと思います。Civilは、市民の、公共のという意味です。Civilの和訳を理解しましょう。また、土木構造物との関係を理解し、なぜ、civil engineeringが「土木工学」を意味するのか覚えてくださいね。下記の記事も併せて参考にしてください。
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