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高卒から建築士になることは可能です。ただし、「時間がかかる」というデメリットがあります。四大の建築学科を卒業すると、実務経験2年以上で一級建築士の受験資格が得られます。高卒から一級建築士の受験資格を得るには、高校卒業後、最短で11年以上の実務経験が必要です。
今回は、高卒から建築士になる方法、大卒との違いについて紹介します。なお、下記の記事も参考になります。
建築学生は大学院までいくべき?大学院卒のメリット・デメリット
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高卒から建築士なることは可能です。ただし、二級建築士または一級建築士になるかで、必要な年数が変わります。また、建築学科のある高校を卒業したのか(工業高校)、全くの違う分野の高校(普通高校など)を卒業したのかで、年数が変わります。
下記に、高卒から建築士になる年数を整理しました。
普通高校などを卒業 ⇒ 卒業後、7年以上の実務経験
高等学校で指定科目(建築学科)を習得 ⇒ 卒業後、3年以上の実務経験
上記の通り、高卒から二級建築士を受験しようと思うと、なんと「7年以上の実務経験」が必要です。なお、実務経験とは当然、「建築に関係する業務の実務経験」です。
高卒(普通高校、工業高校とも) ⇒ 受験資格なし
二級建築士 ⇒ 4年以上の実務経験
高卒の方は、一級建築士試験の受験資格が無いです。よって、高卒の方が一級建築士を受けるには、
・まず7年間の実務経験を積んで二級建築士に合格
・その後、二級建築士として4年以上の実務経験を積んで
・一級建築士試験を受験
という流れになります。
一級建築士になる流れを、高卒と大卒で比較します。下記に整理しました。
高卒から一級建築士 ⇒ 7+4=11年以上の実務経験が必要(4年間は、二級建築士になってからの実務経験)
大卒から一級建築士 ⇒ 2年以上の実務経験が必要
上記の通り、高卒と大卒で9年以上の実務経験の差があります。しかも、高卒の場合、「二級建築士」に合格しないと受験できないので、よりハードルが高いです。
要するに、高卒また大卒から一級建築士になる違いは
・お金をとるか(大学にお金を払って、実務経験を短縮するか)
・時間をとるか(時間を使って、かつ、お金を手に入れるのか)
という選択です。
大多数は、大卒から一級建築士になるルートです。僕も、それをおすすめします。実務経験の短さだけでなく、大学だけでしかできない経験が積めます。後になって気づきますが、その経験がかけがえのない物です。
例えば、
・大学の先生(建築学の専門家)に、教えてもらえる
・建築学会に行くことができる
・大学の建築サークルで、同級生たちと切磋琢磨できる
などがあります。建築士になりたくて、これから進路をどうしようか悩んでいる方は、僕は大学進学をおすすめします。建築学科のある大学の選び方は、下記の記事が参考になります。
建築学科に強い大学ランキングと就職先、良い大学の調べ方
今回は高卒から建築士になる方法を説明しました。高卒から一級建築士になるには、長い受験資格が必要になります。僕なら、お金をかけて大学を卒業し、短い実務経験で試験を受けます。また、大学へ行けば、実務経験の短縮以上の「もの」が手に入ります。大学での経験はかけがえのないものです。
どこの建築学科を選んで良いか分からない方は、下記の記事を参考にしてくださいね。
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