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力の釣り合い条件とは、物体に力が作用しても物体が静止する(移動も回転もしない)ときの条件です。
物体に力が作用しても物体が静止するとき「力がつりあう」といいます。力の釣り合い条件は「ΣH=0、ΣV=0、ΣM=0」の3式からなります。
今回は、力の釣り合い条件の意味、3つの条件式について説明します。力のつりあいの意味は下記が参考になります。
力のつり合いとは?1分でわかる意味、作用反作用、角度、問題と計算、張力との関係
2力のつり合いとは?1分でわかる意味、条件、作用反作用、角度、日常の関係
力の釣り合い条件とは、物体に力が作用しても物体が静止する(移動も回転もしない)ときの条件です。
物体に力が作用しても、物体が静止する(移動も回転もしない)とき「力はつりあっている」といいます。
力がつりあう状態では、合力およびモーメントの合計が0になります。
通常、建築物は勝手に移動や回転をしません。つまり、建築物に作用する力はつりあっているといえます。
力は目で見えず、静止する建築物から力の存在を確認できませんが、建築物には常に力が作用していることを覚えておきましょう。
力は物体を移動(並進運動)させる作用があり、モーメントは物体を回転(回転運動)させようとします。
つまり、物体に作用する「力がつりあう」ということは
・力の合力が0になるから移動しない
・モーメントの合計が0になるから回転しない
ことを意味します。
力の合力、モーメントの意味は下記が参考になります。
力のモーメントってなに?本当にわかるモーメントの意味と計算方法
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力がつりあうためには3つの条件式を満足する必要があります。下式は、物体の任意の点に作用する複数の力がつりあう条件式です。
ΣHはx方向(水平方向)に作用する合力、ΣVはy方向(鉛直方向)に作用する合力、ΣMはモーメントの合計を意味します。
上式を満足すれば、それぞれの力の大きさ、作用線、方向が一致しなくても、力はつりあいます。
また、下図のように斜め方向に作用する力は、それぞれx、y方向の成分の力に分解します。
今回は、力の釣り合い条件について説明しました。力の釣り合い条件は、物体に力が作用しても、物体が静止する(移動も回転もしない)条件です。
ΣH=0、ΣV=0、ΣM=0という3つの条件式を満足する必要があります。力のつりあい、2力のつりあいの詳細は下記が参考になります。
力のつり合いとは?1分でわかる意味、作用反作用、角度、問題と計算、張力との関係
2力のつり合いとは?1分でわかる意味、条件、作用反作用、角度、日常の関係
3力のつり合いとは?1分でわかる意味、角度と作図、張力の計算と問題
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