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比流量(ひりゅうりょう)とは、流量を流域面積で割った値です。流量とは、簡単いうと水の流れる量です(単位時間当たりに移動する水の体積)。
流域面積は、雨が河川に流れる範囲の面積です。河川幅や長さとは違うので注意してください。
今回は比流量の意味、計算、単位、使い方、流量との違いについて説明します。流量の意味は下記が参考になります。
比流量(ひりゅうりょう)とは、流量を流域面積で割った値です。
比流量=流量÷流域面積
で算定できます。流量は単位時間あたりに流れる水の体積、流域面積は雨が降ったとき河川まで流れる範囲の面積です。流量は下記が参考になります。
流域面積を集水面積や集水域ともいいます。流域面積というと「河川の幅×長さ」で計算できそうな気がしますが全く違います。
雨が降ると土地に雨水が流れます。その雨水は、そのまま土地を流れたり、水路を流れて「河川」に集まります。
よって河川の流域面積は、河川以外の土地の面積を含めます。どちらかと言えば、「集水面積」の方が理解しやすいですよね。
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比流量の計算は、
比流量=流量÷流域面積
です。まずは流量の計算を勉強しましょう。下記が参考になります。
比流量の単位は
m3/s/k㎡
です。まず流量の単位が「m3/s」です。これは単位時間当たりに移動する水の体積です。
比流量=流量÷流域面積で算定します。流域面積の単位はk㎡なので上記の単位となります。
流量の単位は下記が参考になります。
比流量は治水(洪水時に水が氾濫しないようにすること)や保水(雨が降らない時期に水が枯渇しないようにすること)の判断に使えるでしょう。
例えば、雨が降らない時期が続くときでも比流量が高い河川は、保水能力が高いといえます。
比流量と流量の違いを下記に示します。
比流量 ⇒ 流量を流域面積で割った値。河川の治水、保水能力が判断できる
流量 ⇒ 単位時間あたりに移動する水の体積。水の流れる量のこと。
流量の詳細、計算方法は下記が参考になります。
今回は比流量について説明しました。比流量は、流量を流域面積で除した値です。比流量の大きさで、河川の治水や保水能力が判断できます。
比流量の計算は簡単ですが、流域面積の考え方に注意したいですね。下記も併せて勉強しましょう。
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