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行列(ぎょうれつ)の成分とは、行列の行と列の「数」のことです。また行列の横の並びを「行(ぎょう)」、縦の並びを「列(れつ)」といいます。行と列の組み合わせなので「行列」です。行と列に数を配置し、両側にカッコをつけて表します。また行の数が2、列の数が2の行列を2×2の行列といいます。計算式を行列で表すことで、計算を機械的に行えるメリットがあります。
さらに、行列はコンピュータによる計算と相性がよく、膨大な計算を解くことが可能です。今回は行列の成分の意味と定義、表し方、行と列の見分け方、分数との関係について説明します。行列については下記も参考になります。
単位行列とは?1分でわかる意味、性質、積、逆行列と正則の関係
正方行列とは?1分でわかる意味、性質、積の計算(解き方)、単位行列との関係
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行列(ぎょうれつ)とは数を行と列に配置したものです。数あるいは文字を配置し、両側にカッコをつけます。下記に行列を表します。
さらに行列の各数を「行列の成分」といいます。行列の横の並びを「行(ぎょう)」、縦の並びを「列(れつ)」といいます。下図のように1行、2行、1列、2列と読みます。
行の数が2、列の数が3の行列を2×3行列といいます。さらに行列の(2,3)の成分とは、下図に示す数です。
数を行列で表すことで、面倒になっただけの気がしますが実際は違います。例えば、連立方程式を「行列の式」で表すことができるのですが、機械的に計算できるメリットがあります。
さらに、一定のルールに基づいて機械的な計算を行うことが得意な「コンピュータ(計算機)」と大変相性がよく、科学技術の分野では行列の計算がよく使われています。
例えば建築物の構造計算は計算機で行いますが、行列の計算を使うことで膨大なデータを瞬時に処理することが可能です。
行列を見たとき「縦と横のどっちが行、列かわからない、忘れた」という方がいます。よく知られた方法ですが、
「行」という漢字の右半分(旁)が横を向いている ⇒ 行は横の並び
「列」という漢字の右半分は縦を向いている ⇒ 列は縦の並び
と覚えると良いでしょう。
行列の成分は、数だけでなく文字や文字式を配置することが可能です。当然、分数も配置できます。下記に分数を配置した行列を示しました。
今回は行列の成分について説明しました。行列の意味など理解頂けたと思います。行列とは、数を縦と横に配置したものです。縦の並びを列、横の並びを行といいます。行と列に配置された数が、行列の成分です。行列の基本ですから、必ず理解しましょう。下記も参考になります。
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正方行列とは?1分でわかる意味、性質、積の計算(解き方)、単位行列との関係
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