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変域(へんいき)の求め方は簡単です。例えばy=2xのxの変域が0≦x≦2のとき、yの変域の求め方は、実際にxの変域の値を代入すればよいのです。yの変域は、0≦y≦4となります。また変域を求める時、グラフに描くと理解しやすいです。今回は変域の求め方、計算、記号、一次関数の問題と比例、反比例の関係、二次関数の問題について説明します。変域、一次関数の詳細は下記をご覧ください。
変域とは?1分でわかる意味、読み方、変数、不等号との関係、問題
1次関数のグラフとは?5分でわかる描き方、特徴、式、傾き、分数との関係
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変域(へんいき)とは、変数の値の範囲です。y=x+1という式における「x」は変数です。xの値は任意なので何を代入しても良いのです。
ところが変域を指定すると、xに代入できる数が制限されます。y=x+1におけるxの変域が-1≦x≦3のとき、yの変域を求めます。yの変域の求め方は、「xの変域を関数に代入」すればよいです。
x=-1のとき y=x+1=0
x=3のとき y=x+1=4
上記のようにxの変域に対応したyの変域が算定できました。yの変域は「0≦y≦4」です。
グラフに描くとよく分かります。下図をみてください。y=x+1のグラフを描きました。
xの変域は-1≦x≦3でしたね。xの座標-1、3から縦に直角の線を引きます。次に先ほど引いた縦の直線とy=x+1のグラフが交わる点で、横線を引きます。この範囲がyの変域です。
変域の意味は下記も参考になります。
変域とは?1分でわかる意味、読み方、変数、不等号との関係、問題
変域を表すために「不等号(ふとうごう)」という記号を使います。不等号を下記に示します。
< しょうなり(未満)
> だいなり(超)
≦ しょうなりいこーる(以下)
≧ だいなりいこーる(以上)
不等号の詳細は下記をご覧ください。
下記の一次関数の変域が2≦x≦5のとき、yの変域を求めてください。
1問目は簡単ですね。y=xに2、5を代入します。yの変域は、2≦y≦5ですね。またy=xのような関係(y=axの関係)を比例といいます。比例の詳細は下記が参考になります。
2問目は少し悩みますね。y=1/xの関係を反比例といいます。考え方は上記と同じです。xの変域の値を代入します。よって
よってyの変域は、0.2≦y≦0.5となります。反比例の式なのでxの値が大きくなるほどyの値は小さくなります。
下記の二次関数のxの変域が-1≦x≦1のとき、yの変域を求めてください。
y=x2
-1、1を代入します。
y=x2=(-1)2=1
y=x2=(1)2=1
ですね。両方とも「1」になりました。yの変域をどう表していいか分かりません。これまでxの変域における最大値と最小値を代入し、yの変域を求めました。
二次関数では、yの変域を求める時に「最小値の見分けがつかない」ことがあります。
xの変域をもう一度思い出してください。-1≦x≦1でした。つまりxの値には「0」が含まれています。
y=x2=(0)2=0
よってyの変域は、0≦y≦1です。
今回は変域の求め方について説明しました。求め方が理解頂けたと思います。変域は、変数の値の範囲です。xの変域が分かっていれば、yの変域を算定できます。ただし反比例や二次関数の式で変域を求める場合、計算に注意しましょう。変域、関数の意味など下記も参考になります。
変域とは?1分でわかる意味、読み方、変数、不等号との関係、問題
関数とは?1分でわかる意味、1次関数と2次関数、変数との関係
1次関数のグラフとは?5分でわかる描き方、特徴、式、傾き、分数との関係
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