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共役複素数(きょうやくふくそすう)とは複素数α=a+biに対して「a-bi」となるような複素数のことです。共役複素数を複素数平面に図示すると、複素数と対称の関係になります。また複素数と共役複素数の掛け算は、絶対値の二乗に等しいです。今回は共役複素数の意味、読み方、記号とバー、絶対値の計算について説明します。複素数平面、複素数の詳細は下記が参考になります。
複素数平面とは?1分でわかる意味、図示の方法、絶対値の求め方
複素数とは?1分でわかる意味、公式、実数と虚数、絶対値の計算、直線との関係
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共役複素数(きょうやくふくそすう)とは、複素数α=a+biに対して「a-bi」となるような複素数のことです。共役複素数には文字の上にバーを付けます。下記に複素数と、その共役複素数を示しました。
下図をみてください。複素数、共役複素数を複素数平面上に図示しました。
共役複素数は-biなのでy軸方向は負値になります。上図のように複素数と共役複素数はx軸に対して対称です。複素数平面の詳細は下記が参考になります。
複素数平面とは?1分でわかる意味、図示の方法、絶対値の求め方
例として下記の複素数の共役複素数を求めてください。
1問目から順番に解きます。
共役複素数は虚部が負値になるので、実数の共役複素数をとっても元のままです。
共役複素数は「きょうやくふくそすう」と読みます。「きょうえき」では無いので注意しましょう。関係用語の読み方を下記に示します。
複素平面 ⇒ ふくそへいめん
実軸 ⇒ じつじく
虚軸 ⇒ きょじく
共役 ⇒ きょうやく
複素数平面の詳細は下記をご覧ください。
複素数平面とは?1分でわかる意味、図示の方法、絶対値の求め方
共役複素数は下記のように、文字の上にバーを付けて表します。
複素数αの絶対値は「原点Oからαまでの距離」です。同様に共役複素数も距離を算定すればよいです。なお複素数と共役複素数の掛け算は、絶対値の二乗と等しくなります。下式に示しました。
複素数の絶対値の求め方は下記が参考になります。
複素数の絶対値は?3分でわかる求め方、二乗の計算、複素数平面との関係
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今回は共役複素数について説明しました。複素数α=a+biのとき、共役複素数は「a-bi」となります。また複素数αの共役複素数は、αの上にバーが付きます。共役複素数を平面上に図示すると、複素数と対称になることも理解してくださいね。下記も参考になります。
複素数とは?1分でわかる意味、公式、実数と虚数、絶対値の計算、直線との関係
複素数の絶対値は?3分でわかる求め方、二乗の計算、複素数平面との関係
複素数平面とは?1分でわかる意味、図示の方法、絶対値の求め方
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