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構造家(こうぞうか)とは、構造設計者の中でも作家性の強い構造設計を行う人たちです。
代表的な構造家として、佐々木睦郎さんがいます。代表作は色々ありますが、仙台メディアテークで日本建築学会賞を受賞されました。
ちなみに建築家は伊藤豊雄さんです。今回は構造家の意味、構造設計者との違い、おすすめの本、アトリエ構造設計事務所との関係について説明します。
構造設計者の成り方など、下記も参考になります。
構造家(こうぞうか)とは、構造設計者の中でも作家性の強い構造設計を行う人たちです。
「作家性」とは、作品として世に残る個性といえます。構造設計は、誰がやっても同じ結果になる訳では無いです。
逆に、構造設計者1人1人で全く違います。
その中でも構造家は、他の構造設計者に無いアイディア、問題解決方法で、構造設計を行います。
例えば、有名な構造家に佐々木睦郎さんがいます。代表作は仙台メディアテークで、日本建築学会賞を受賞されました。
仙台メディアテークの主要な構造部材は、チューブと呼ばれる鋼管を組み合わせた柱です。
これは佐々木睦郎さんでないと思いつかなかった方法で、「独自の個性」が強く表れています。これが作家性です。
また、構造家による構造設計は、建築物のデザインにも大きく影響を与えることがあります。
仙台メディアテーク、佐々木睦郎さんのことを詳しく知りたい方は、下記の書籍が参考になります。
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構造家と構造設計者の違いを、下記に示します。
構造家 ⇒ 作家性の強い構造設計者。構造家の設計する建築物は作品として世に残る。
構造設計者 ⇒ 構造設計を行う者。作家性は強くない。
構造家の特徴は、下記の書籍も参考になります。
構造家のおすすめ本ですが、まずは佐々木睦郎さんの書籍がおすすめです。
佐々木睦郎氏のヴィジョン、考え方を実際の作品を通して解説された1冊。構造設計を目指す学生は必見。
佐々木睦郎氏の作品、論文が掲載された著作です。構造家の独特の観点、考え方がわかります。構造設計者を目指したくなる1冊です。
構造設計の詩法―住宅からスーパーシェッズまで (住まい学大系)
構造設計の視点から、現代建築を理解し直すことが目的の本。ガウディ、フラー、ミース、カーンなど、有名建築家の建築物を構造的に解説した1冊。古い本なので書店に無いかもしれません。
では、「構造家になるには?」と思う方もいますよね。構造家になる方の多くは、構造家のいるアトリエ系構造設計事務所に就職します。
要するに、有名構造家が主宰する構造設計事務所のことです。
アトリエ系構造設計事務所は、一般的な就活募集をしないことも多く、研究室の先生などからツテで採用されるケースもあります。
そのため、HPを持っていない構造家の方もいます。情報収集は常に行う必要があるでしょう。
なお、下記の書籍は若手構造家による、アトリエ系構造設計事務所の働き方がわかる1冊です。
こちらの書籍を参考に、就職情報を収集するのも有りですね。
今回は構造家について説明しました。構造家は、作家性の強い構造設計を行う人たちです。有名な構造家として佐々木睦郎さんがいます。
佐々木さんの事務所出身の若手構造家も多いです。構造家を目指したくなった方は、下記の書籍を是非読んでください。
若手構造家の働き方などがわかりますよ。
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