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最大乾燥密度とは、ある試料(試験に用いる土)における乾燥密度の最大値です。
締固め試験では試料の含水比を変化させ乾燥密度を測定します。
このとき、乾燥密度が最大(最大乾燥密度)となるときの含水比を「最適含水比」といいます。
今回は、最大乾燥密度の意味と求め方、単位、最適含水比、締固め試験との関係について説明します。
乾燥密度、締固め曲線の詳細は下記が参考になります。
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
締固め曲線とは?1分でわかる意味、特徴と考察、砂質土と粘性土との違いは?
最大乾燥密度とは、土の締固めにより得られる乾燥密度の最大値です。
締固めの効果(密度の向上効果)は含水比やエネルギー量に依存します。
締固めの効果を確認する試験を「土の締固め試験」といいます。
最適含水比とは?1分でわかる意味、求め方、読み方、記号、最大乾燥密度との関係は?
締固め試験では、試料に水を加える、又は、乾燥により含水比を変えながら突き固めを行い、試料の各含水比における乾燥密度を算定します。
このとき、最も締固め効果の高い(乾燥都度が最大となる)含水比を最適含水比といいます。
つまり、最大乾燥密度とは最適含水比における乾燥密度です。
締固め試験により得られた乾燥密度、含水比の関係を「締固め曲線」といいます。
下図に締固め曲線を示します。下図の通り、最大乾燥密度は「締固め曲線の頂部の値」です。
乾燥密度、締固め曲線の詳細は下記が参考になります。
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
締固め曲線とは?1分でわかる意味、特徴と考察、砂質土と粘性土との違いは?
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最大乾燥密度の単位は「g/cm3」等を用います。密度の単位と同様です。密度の単位の詳細は下記が参考になります。
密度の単位は?1分でわかる単位、読み方、変換、水の密度、g/mlとg/cm3の関係
今回は、最大乾燥密度について説明しました。最大乾燥密度とは、最適含水比時の乾燥密度です。
また、締固め試験により締固め曲線を描いた時の「山形の頂点」の値が最大乾燥密度です。
締固め曲線、乾燥密度の詳細は下記が参考になります。
締固め曲線とは?1分でわかる意味、特徴と考察、砂質土と粘性土との違いは?
乾燥密度とは?1分でわかる意味、求め方と公式、読み方、土粒子の密度
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