この記事の要点
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盛土や路盤工事で締固め試験の結果を使うとき、「最適含水比と現場の含水比がずれていると何が起きるのか」を理解しておく必要があります。
水が多すぎても少なすぎても、締固め効果が落ちます。
この記事では、土の締固めの目的と締固め試験の結果の読み方、実務での管理方法を解説します。
土の密度を高めることで、土の強度向上、透水性の低下が期待できます。
「かたく、強くなる」と考えてよいでしょう。
今回は、土の締固めの目的、土の圧縮性、締固め曲線との関係について説明します。
締固め曲線の詳細は下記が参考になります。
締固め曲線とは?1分でわかる意味、特徴と考察、砂質土と粘性土との違いは?
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土の締固めの目的は、一言でいえば「土の密度を高めること」です。土の密度を高めることで
・土の強度、剛性の向上(かたく、強くなる)
・透水性の低下(水が通りにくくなる)
等が期待できます。
では、なぜ土を締め固めると「密度は大きくなる」のでしょうか。ご存知のように、ふわふわの土でも手でギュッと握れば、土は手の中で「小さく、密に」になります。土は「空気、水、土粒子」から構成されます。
土の構成とは?空気・水・土粒子の3成分と間隙比・飽和度・含水比の関係
土に力を加えることで「土に含まれる空気が排出」され、土の体積が小さくなります。一方で、土粒子の密度は変わりませんから「乾燥密度=土粒子の密度÷土の体積」より、分母の値が小さくなり、密度が大きくなるのです。
また、土は間隙(空気、水)を含んでおり、この排出に伴う「沈下(体積減少)」が問題となる「圧縮性の高い(圧縮しやすい)材料」です。その点、土の締固めを行い、あらかじめ間隙を排出すれば、圧縮性を低下させることが可能です。
土の圧縮性、圧密の詳細は下記をご覧ください。
土の圧縮性とは|大きい・小さいの意味・非圧縮性との違い・圧密との区別
土の締固めにより変化した「含水比を測定し乾燥密度を計算」します。なお、乾燥密度は下式より求めます。
このとき、縦軸に乾燥密度、横軸に含水比をとったグラフを「締固め曲線」といいます。一般に、締固め曲線は「山なり」の形状となり、これは土の締固め効果は含水比に依存する(含水比が低すぎても、大きすぎても密度は最大にならない)ことが分かります。
また、土の締固めに関する試験としてJISA1210の締固め試験があります。締固め曲線、締固め試験の詳細は下記が参考になります。
締固め曲線とは?1分でわかる意味、特徴と考察、砂質土と粘性土との違いは?
土の締固め試験とは?1分でわかる意味と方法、締固め曲線とは?
混同しやすい用語
土の締固めを整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 効果・備考 |
|---|---|---|
| 締固めの目的 | 土の密度を高めること | 空気を排出し間隙を減少させる |
| 強度・剛性 | 土がかたく強くなる | 支持力の向上に寄与 |
| 透水性 | 水を通しにくくなる | 圧縮性の低下にも効果あり |
今回は、土の締固めについて説明しました。
土の締固めの目的は「土の密度を高めること」です。
土は空気、水、土粒子を含むので、土を締固めすることで「空気が排出」され、密度が向上します。
締固めの効果は締固め曲線を描いて確認できます。
締固め曲線の詳細は下記が参考になります。
締固め曲線とは?1分でわかる意味、特徴と考察、砂質土と粘性土との違いは?
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

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