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建築士に物理が必要だと思う学生さんは多いと思います。または、「物理が苦手だから」と建築学科を諦めていないでしょうか。今回は、建築設計の実務を経験した私が、物理が苦手でも建築士になれるのか、物理分野の範囲、数学の必要性について説明します。※建築と数学の関係、建築の大学ランキングは下記の記事が参考になります。
建築で数学は必要?現役設計者が教える必要な公式、範囲、物理との関係
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まず答えをいいます。建築設計を経験した私の答えですが、
です。実は、皆さんが思っている以上に、建築の実務で使う「物理」は難しくないです。意匠設計の方は、物理を全く使わないこともあるでしょう(意匠設計者とは、建築物の内部空間、外観などを考える人。いわゆる建築家)。
ただ、私が担当していた構造設計では物理の「力学」を使っていました。最も物理に精通すべき職能かと思います。また設備設計の方は、物理学の電気、流体関係の知識を使います。それでも、難しい理論は使わないので、ご安心ください。また、学生時代は苦手でも、実務で経験を積む中で、覚える人も多いです。
※私の知り合いに、学生時代はデザインを勉強していましたが、構造設計者になった方もいます。
もし、物理に抵抗感がある方は、最初から意匠設計者を目指すといいですね。建築学科の中で、最も人気のある職能です。意匠設計、構造設計、設備設計の違いは下記の記事が参考になります。
建築設計とは?1分でわかる意味、土木設計との違い、仕事、資格
ただし、構造設計を行うなら、「構造力学」の勉強が必要です(構造力学とは、物理の力学分野とお考えください)。当サイトは、建築で学ぶ構造力学を網羅しております。色々と記事を読んでみてくださいね。
構造設計者や設備設計者になりたい場合、建築の実務で使う物理分野は、大学4年生までの範囲で十分です。大学院で習う範囲は使わないことが多いです。ただ、将来、研究者に成りたい方、能力をとことん高めたい方は、大学院で勉強した知識も必要ですね。やはり大学院で勉強したことが、自分の力を広げてくれることも多いです。
実務では、意匠設計者の方は、物理をほとんど使わないので、知識程度に知っていれば十分かもしれません。
その代り、一級建築士では「構造力学」の問題が出題されます。一級建築士の構造は、大学4年生までに習う構造力学の分野です。構造問題で得点できないと合格が厳しいです。物理が苦手な方は大変に感じると思いますが、ほとんど「暗記に近い問題」です。しっかり勉強してくださいね。※下記の記事が参考になります。
建築で使う数学の範囲は、とても基本的です。極端に言うと
を理解すれば通用します。詳細は下記が参考になります。
建築で数学は必要?現役設計者が教える必要な公式、範囲、物理との関係
今回は、建築に物理が必要か説明しました。私の結論ですが、建築士になるために物理の知識はほぼ必要ないです。ただし、構造設計者、設備設計者に成りたい方は別です。また、一級建築士に合格したいなら、「構造力学」の知識が必要です。構造力学は、物理の力学分野だとお考えください。下記の記事も併せて参考にしてくださいね。
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