建築学生が学ぶ構造力学

建築学生が学ぶ構造力学
  1. HOME > 構造力学の基礎 > 鉄・鋼材のヤング率は205GPa|アルミ・真鍮・銅との一覧比較表

鉄・鋼材のヤング率は205GPa|アルミ・真鍮・銅との一覧比較表

この記事の要点

鉄のヤング率は約205GPa(205000MPa=205000N/mm2)で、合金鉄の鋼は約206GPa、ステンレスは約193GPaとなる

アルミのヤング率は約70GPaと鋼の1/3程度で、材料ごとにヤング率が異なるためたわみや応力の計算時に正しい値を用いることが重要である。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


鉄のヤング率は約205GPa(205000Mpa、205000n/mm2)です。また、鉄の合金である炭素鋼(いわゆる鋼)のヤング率は約206Gpaステンレスのヤング率は約193Gpaです。


今回は、鉄のヤング率の一覧とmpa、n/mm2の値、アルミ、真鍮、銅、鋼材のヤング率について説明します。

ヤング係数(弾性係数)とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】

鉄のヤング率は?一覧とmpa、n/mm2の値

鉄のヤング率は約205Gpa(205000Mpa、205000n/mm2)です。その他、鉄には合金鉄である鋼、ステンレスなどがあります。


鉄と合金鉄のヤング率の一覧をGpa、Mpa、n/mm2の値でそれぞれ下表に示します。


【鉄のヤング率、合金鉄のヤング率】

種類 Gpa Mpa n/mm2
206 206000 206000
ステンレス 193 193000 193000


上表の通り、鉄および合金鉄のヤング率は概ね200Gpa程度です。なおヤング率は材料の変形のしにくさを表す値です。ヤング率の意味は下記が参考になります。

ヤング係数(弾性係数)とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】

【無料サンプル有】過去問は解けるけど、本番の計算がなんとなく不安…その不安、本番前に確かめませんか⇒ 構造28/30点の合格者が過去13年を全問分析|「力学計算 No.1〜6」電卓なしで解けるオリジナル全8問(頻出108論点+無料チェックシート付)

アルミ、真鍮、銅、鋼材のヤング率は?

アルミ、真鍮、銅、鋼材のヤング率を下記に示します。


【アルミ、真鍮、銅、鋼材のヤング率】

種類 Gpa Mpa n/mm2
アルミ 約70.3 約70300 約70300
真鍮 約100.6 約100600 約100600
約129.8 約129800 約129800
鋼材 約206 約206000 約206000


鋼材のヤング率の詳細は下記をご覧ください。

鋼材のヤング係数は205000N/mm²|MPa・kN/m²換算とss400との関係

混同しやすい用語

ヤング率(ヤング係数)E

ヤング率(ヤング係数)Eは、材料の変形しにくさ(剛性)を表す値で、応力度とひずみの比として定義され(E=σ/ε)、単位はN/mm2またはGPa。

ポアソン比は軸方向のひずみと横方向のひずみの比を表す無次元の値であり、変形しにくさを表すヤング率とは意味が異なる。

ポアソン比ν

ポアソン比νは、軸方向に引張・圧縮を受けたとき生じる横ひずみと縦ひずみの比(ν=横ひずみ/縦ひずみ)で、無次元の値(鋼:約0.3)。

ヤング率は材料の剛性の指標であり、ポアソン比は引張・圧縮時の横方向の変形の割合を示す指標で、両者は意味が異なる。

まとめ

今回は鉄のヤング率について説明しました。鉄のヤング率は約205Gpa(205000Mpa、205000n/mm2)です。


また、鉄の合金である鋼のヤング率は約206Gpaステンレスのヤング率は約193Gpaです。ヤング率の意味、鋼材のヤング率の詳細など下記も勉強しましょう。

ヤング係数(弾性係数)とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】

鋼材のヤング係数は205000N/mm²|MPa・kN/m²換算とss400との関係

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

理解度チェック

Q.

鉄のヤング率はいくつか。鋼・ステンレスの値は?

答えを見る

鉄のヤング率は約205GPa(205000MPa=205000N/mm2)。鉄の合金である鋼(炭素鋼)は約206GPa、ステンレスは約193GPa。

Q.

アルミのヤング率は鋼の何倍程度か?

答えを見る

アルミは約70.3GPa(約70300N/mm2)で、鋼(約206GPa)の約1/3程度。

Q.

ヤング率とポアソン比の違いは?

答えを見る

ヤング率Eは材料の変形しにくさ(剛性)を表す値でE=σ/ε、単位はN/mm2やGPa。ポアソン比νは横ひずみと縦ひずみの比(無次元、鋼は約0.3)で、意味が異なる。

ハナダユキヒロ

この記事を書いた人

ハナダユキヒロミツメラボ

設計事務所に7年勤務。2010年より「建築学生が学ぶ構造力学」を運営(16年以上)。著書「わかる構造力学」「わかる構造力学(改訂版)」(工学社)。

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

一級建築士 構造|直前対策

その1問の落とし、また1年待ちますか?

・一級構造の力学計算 No.1〜6を、初見のオリジナル問題で最終チェック

・まずは無料サンプルから ⇒  一級構造 直前対策の教材はこちら

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 構造力学の基礎 > 鉄・鋼材のヤング率は205GPa|アルミ・真鍮・銅との一覧比較表
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. わかる建築構造の用語集・図解集
  4. 1頁10円!PDF版の学習記事