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ヤング係数の単位変換は?1分でわかる単位変換、n/mm2との関係

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ヤング係数の単位変換は簡単です。材料のヤング係数の単位は、n/mm2で示します。n/mm2=mpaの関係です。単位変換しても値は同じです。また、ヤング係数の単位をn/m2で示します。n/m2=paの関係です。n/mm2とpaは簡単に単位変換できます。今回は、ヤング係数の単位変換の計算、n/mm2との関係について説明します。


ヤング係数、ヤング係数比の意味は下記が参考になります。

ヤング係数とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】

ヤング係数比とは?1分でわかる意味、式と計算法、Fcとの関係

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記事を書いた人

ハナダユキヒロ/建築学生が学ぶ「構造力学」

難解な構造力学、建築構造の用語を分かりやすく解説する専門家。高等専門学校在学中から建築学生が学ぶ「構造力学」を運営。その後、国立大学大学院⇒組織設計事務所⇒弊サイト運営に従事している。

著書:「わかる構造力学/工学社」、「わかる構造力学 改訂版/工学社」

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ヤング係数の単位変換は?

ヤング係数の単位は、


n/mm2


で表すことが一般的です。例えば鋼のヤング係数は、205000 n/mm2です。材料のヤング係数の意味、値は下記が参考になります。

ヤング率の単位は?1分でわかる単位、意味、読み方、MPa、kgf/mm2との関係

ヤング係数とは?求め方と公式、単位、材料ごとの値【図解】


ヤング係数の単位を、n/mm2からpaに変換するとき、


n/mm2=mpa


です。よって鋼のヤング係数の単位は、


205000n/mm2=205000mpa


に単位変換できます。単位変換しても値が変わりません。次にn/mm2からgpaに単位変換します。


205000n/mm2=205gpa


です。Mpaとgpaの関係を思い出してくださいね。ヤング係数は桁数が多いので、gpaで示すこともあります。また、n/m2=paの関係です。n/mm2やpaとの単位変換は簡単ですね。ただし、ヤング係数の単位にn/m2を使うと、0の数が多くなるので面倒です。n/mm2やmpa、gpaが一般的です。


単位変換の意味、計算方法は下記も参考になります。

knからkgの換算法は?1分でわかる換算、単位変換、knとkgfの関係

ヤング係数の単位変換と計算、n/mm2との関係

ヤング係数の単位変換を実際に計算しましょう。

MPaからN/m㎡に変換

鋼のヤング係数をMPaからN/m㎡に変換しましょう。


205000 MPa ⇒ 205000 N/m㎡

MPaからGpaに変換

鋼のヤング係数をMPaからGpaに変換しましょう。


205000 MPa ⇒ 205 Gpa


下記も併せて勉強しましょう。

knからkgの換算法は?1分でわかる換算、単位変換、knとkgfの関係


また、昔の書籍では、kgf /cm2という単位が使われていました。これを重力単位系(工学単位系)といいます。Nを使う単位がSI単位系です。N/m㎡からkgf /cm2に単位変換しましょう。


205000N/m㎡ ⇒ 2050000kgf /cm2(簡単のため、重力加速度を1とした場合)


0が1つ増えます。逆に、kgf /cm2からN/m㎡に単位変換すると、0が1つ減ります。SI単位系と工学単位系の意味は、下記が参考になります。

SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン

工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位

まとめ

今回はヤング係数の単位変換について説明しました。意味が理解頂けたと思います。ヤング係数の単位は、N/m㎡やmpa、gpaを使うことが普通です。これらの単位変換をしても、値が同じになることがあります。簡単な計算なので、是非覚えてくださいね。SI単位系、工学単位系のルールも勉強しましょう。下記が参考になります。

ヤング率の単位は?1分でわかる単位、意味、読み方、MPa、kgf/mm2との関係

SI単位系とは?1分でわかる意味、一覧、基本単位、変換、ニュートン

工学単位系とは?1分でわかる意味、質量、重量、力、圧力の単位

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