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横ひずみ度(よこひずみど)とは、加力方向とは直交方向に生じるひずみ度です。加力方向に生じるひずみ度を、縦ひずみ度といいます。
今回は横ひずみ度の意味、縦ひずみ度の違い、ひずみ度の計算について説明します。なお、ひずみ度は単に「ひずみ」ともいいます。ひずみの計算は下記が参考になります。
ひずみとは?1分でわかる意味、公式、単位、計算法、測定法、応力
横ひずみ度(よこひずみど)とは、加力方向と直交方向に生じるひずみ度です。下図をみてください。これが横ひずみ度です。
また、加力方向のひずみ度は、縦ひずみ度といいます。なお、横ひずみ度と縦ひずみ度は、ポアソン比が関係します。ひずみ度、ポアソン比の意味は、下記が参考になります。
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下図をみてください。
物体を引っ張ると、引張方向に伸びて加力直交方向に縮みます。引張方向のひずみをε、加力直交方向のひずみをε'とします。εとε'は、下式の関係です。
ε'=-νε
νをポアソン比といいます。ポアソン比は材料固有の値で、コンクリートが0.167、鋼が0.3です。ポアソン比の詳細は、下記が参考になります。
また、加力直交方向に縮んだ長さをΔa、元の長さをaとするとき、横ひずみ度は下式で表します。
ε'=Δa/a
ひずみ度の計算方法は、下記が参考になります。
ひずみとは?1分でわかる意味、公式、単位、計算法、測定法、応力
下図をみてください。棒が引張力を受けて伸びています。このひずみ度と横ひずみ度を計算しましょう。なおポアソン比は0.3とします。
ΔLが10mm、元の長さLが300mmなので
ε=ΔL/L=10/300=0.0333
です。横ひずみ度は、下式より
ε'=-νε=-0.3×0.0333=0.00999
です。元断面の長さaが分かれば、
ε'=Δa/a
Δaも逆算できますね。ひずみ度の計算は、下記が参考になります。
ひずみとは?1分でわかる意味、公式、単位、計算法、測定法、応力
今回は横ひずみ度について説明しました。横ひずみ度は、加力方向と直交方向に生じるひずみ度です。
縦ひずみ度との違い、関係を理解しましょう。ひずみ度、ポアソン比の計算も併せて勉強しましょうね。
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