この記事の要点
液体中の物体には浮力(上向き)と重力(下向き)が同時に作用し、両者の大小関係が物体の浮き沈みを決める。
浮力は「液体の密度×物体の体積×重力加速度」で求められるため、液体の種類や物体の沈む体積によって変化する。
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液体中の物には浮力(ふりょく)と重力(じゅうりょく)が同時に作用します。
浮力は物を押し上げる上向きの力、重力は下向きに作用する力です。よって浮力=重力のとき、物は静止します。
浮力<重力のとき、下向きの力が大きいので物は沈みます。浮力>重力のとき、上向きの力が大きいので物は浮き上がるでしょう。
このように浮力と重力の関係が、物の浮き沈みに関係します。
今回は浮力と重力の関係、意味、公式、体積との関係について説明します。浮力、重力の詳細は下記が参考になります。
浮力とは?1分でわかる意味、原理、公式、体積、単位、重力との関係
1gの重力とは?1分でわかる1gの重力加速度、単位、2gの重力
液体中の物は、浮力と重力の関係で「静止」「浮き上がる」「沈む」などの動きが決まります。浮力と重力の関係を下記に整理しました。
浮力=重力のとき⇒ 静止
浮力<重力のとき⇒ 沈む
浮力>重力のとき⇒ 浮き上がる
液体中の物には浮力(ふりょく)と重力(じゅうりょく)が同時に作用します。下図に示しました(※液体は水とします)。
浮力は物を押し上げようとする上向きの力、重力は物を沈めようとする下向きの力です。
物に生じる浮力と重力は下記の公式で算定します。
浮力=液体の密度×物の体積(※)×重力加速度
重力=物の体積×重力加速度
浮力、重力の詳細は下記が参考になります。
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浮力は下式で計算しました。
浮力=液体の密度×物の体積(※)×重力加速度
浮力を求めるときの「物の体積」は、物体が液体を押しのけている部分の体積です。
下図のように箱が半分だけ液体に浸かっているなら、箱の半分の体積分の浮力が作用します。
下図のように液体中に物が全て浸かっているときは、全体積が液体を押しのけています。この場合、普通に箱の体積を計算すれば良いですね。
浮力とは?1分でわかる意味、原理、公式、体積、単位、重力との関係
浮力と密度、体積の関係は?1分でわかる意味、求め方、単位、沈む物体との関係
混同しやすい用語
浮力
液体が物体を押し上げようとする上向きの力。大きさは「液体の密度×液体を押しのけた体積×重力加速度」で決まる。
重力が常に物体固有の質量に依存するのに対して、浮力は液体の密度と物体が沈む体積に依存する点が異なる。
重力
物体を下向きに引く力。大きさは「物体の質量×重力加速度」で決まり、液体の種類に関係しない。
浮力が液体との相互作用で生じるのに対して、重力は物体自体の質量と地球の引力によるものである。
浮力と重力を整理した表を示します。
| 項目 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 浮力=重力 | 物体は静止する | 水中に浮いた状態で力が釣り合う |
| 浮力<重力 | 物体は沈む | 下向き力が上向き力を上回る |
| 浮力>重力 | 物体は浮き上がる | 上向き力が下向き力を上回る |
今回は浮力と重力の関係について説明しました。液体中の物には浮力と重力が同時に作用します。
浮力と重力の関係で、物が「沈む」「浮き上がる」ことが決まります。まずは浮力の求め方を勉強しましょう。
浮力とは?1分でわかる意味、原理、公式、体積、単位、重力との関係
浮力と密度、体積の関係は?1分でわかる意味、求め方、単位、沈む物体との関係
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意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

試験での問われ方|管理人の一言
建築士試験では、浮力と重力の大小比較(浮く・沈む・静止)に関する判断問題が出題される。
「浮力=重力で静止」「浮力>重力で浮上」「浮力<重力で沈下」の3つの関係を必ず押さえておこう。