建築学生が学ぶ構造力学

  1. HOME > 水理学の基礎 > 喫水とは?1分でわかる意味、水深との違い、読み方、求め方

喫水とは?1分でわかる意味、水深との違い、読み方、求め方

この記事の要点

喫水とは水面から浮体の底面までの距離であり、浮揚面(水面と浮体の交面)から底面までの長さに相当する。

喫水が分かれば「浮力=重さ」の式から浮心を逆算でき、浮体の安定性や設計に直接関係する重要な値である。

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット


喫水(きっすい)とは、水面から浮体(水中に浮かぶ物体のこと)の底面までの距離です。


なお浮体が水面に切られる面を浮揚面(ふようめん)といいます。喫水の値が分かれば、浮心(浮力の中心)を求めることも可能です(単純な形状の場合)。


今回は喫水の意味、水深との違い、読み方、求め方について説明します。喫水の計算、浮揚面、浮体については下記が参考になります。

喫水の計算方法は?3分でわかる計算、意味、関係用語の読み方

浮揚面とは?【近日公開予定】

浮体とは?1分でわかる意味、安定性と原理、復元力

喫水とは?

喫水(きっすい)とは、水面から浮体(水中に浮かぶ物体のこと)の底面までの距離です。


下図をみてください。これが喫水の距離です。


図 喫水


また、浮体が水面に切られている面を「浮揚面(ふようめん)」といいます。


浮心は浮力の中心で、浮力=水中に浸かっている物体の体積×水の単位体積重量です。よって浮心=体積の中心とも言えます。


よって長方形断面の浮体は、喫水÷2で浮心が算定できます。喫水と浮心の関係は下記も参考になります。

喫水の計算方法は?3分でわかる計算、意味、関係用語の読み方

浮心とは?1分でわかる意味、求め方と定義、重心との違い

100円から読める!ネット不要!印刷しても読みやすいPDF記事はこちら⇒ いつでもどこでも読める!広告無し!建築学生が学ぶ構造力学のPDF版の学習記事

喫水と水深の違い

水深は水面から底までの鉛直距離です。下図に水深と喫水を示しました。


図 喫水と水深の違い


水深は水面から浮体底面までの距離ですから、長さが違うと理解できますね。

喫水の読み方

喫水は「きっすい」と読みます。関係用語の読み方を下記に示します。


浮揚面 ⇒ ふようめん

浮体 ⇒ ふたい

浮心 ⇒ ふしん

浮力 ⇒ ふりょく

水深 ⇒ すいしん

喫水の求め方

水中で静止状態の浮体は、浮力=浮体の重さです。また浮力は体積に比例します。


体積を求めるためには喫水が必要ですから、これらの関係を用いて喫水を逆算します。喫水の求め方は下記にまとめています。

喫水の計算方法は?3分でわかる計算、意味、関係用語の読み方

混同しやすい用語

喫水

浮体の底面から水面(浮揚面)までの距離。浮力の計算における「液体を押しのける体積」の高さに対応する。

水深が水路や水槽の底から水面までの全体の深さを指すのに対して、喫水は浮体が水に浸かっている部分の深さを指す。

浮揚面

浮体が水面で切られる面(水面と浮体の交面)のこと。喫水を測る基準となる水面の位置を示す。

喫水が浮体の底から浮揚面までの距離(長さ)を表すのに対して、浮揚面は水面そのものの平面(面積)を指す。

試験での問われ方|管理人の一言

建築士試験では、喫水の定義と水深との違い、浮力との関係から喫水を求める問題が出題されることがある。

「喫水=浮体底面から水面まで」と押さえ、浮力計算と組み合わせて喫水を逆算する流れを練習しておこう。

喫水を整理した表を示します。

項目内容備考
喫水水面(浮揚面)から浮体底面までの距離単位:m
浮揚面浮体が水面に切られる面喫水の基準となる水面
浮心(長方形断面)浮心=喫水÷2の位置浮力の作用中心

まとめ

今回は喫水について説明しました。喫水は、水面から浮体の底面までの距離です。


喫水の意味を理解し、関係用語も覚えましょうね。さらに喫水の計算方法(求め方)も理解しましょう。下記が参考になります。

喫水の計算方法は?3分でわかる計算、意味、関係用語の読み方

浮心とは?1分でわかる意味、求め方と定義、重心との違い

【管理人おすすめ!】セットで3割もお得!約1,100語の用語集+476点の図解集セット⇒ 建築構造がわかる基礎用語集&図解集セット

この記事の内容を○×クイズで確認する

この記事で学んだ内容は、無料の○×問題集でも確認できます。

意味を読んで終わりにせず、実際に理解できているかチェックしてみましょう。

ゼロ所長の構造力学問題集で確認する


▼スポンサーリンク▼

▼用語の意味知らなくて大丈夫?▼

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集

▼同じカテゴリの記事一覧▼

▼カテゴリ一覧▼

▼他の勉強がしたい方はこちら▼

建築構造がわかる基礎図解集

【無料】ゼロ所長が解説!建築士試験の構造を効率よく学ぶ

・試験に出るポイントをわかりやすく解説

・今すぐnoteで学ぶ ⇒  ゼロから学ぶ建築士試験の構造

わかる1級建築士の計算問題解説書

計算の流れ、解き方がわかる!1級建築士【構造】計算問題解説集

わかる2級建築士の計算問題解説書!

【30%OFF】一級建築士対策も◎!構造がわかるお得な用語集

建築学生が学ぶ「構造力学」の用語集
pdf版の学習記事

更新情報

プロフィール

建築の本、紹介します。▼

すぐにわかる構造力学の本

同じカテゴリの記事一覧

Topへ >>

  1. HOME > 水理学の基礎 > 喫水とは?1分でわかる意味、水深との違い、読み方、求め方
  2. 1級の過去問(計算)解説
  3. 限定メルマガ
  4. わかる建築構造の用語集・図解集
  5. 1頁10円!PDF版の学習記事