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直線の方程式は、y=ax+bです。x、yは座標の任意の点、aは直線の傾き、bは切片(せっぺん)です。今回は直線の方程式の意味、求め方、傾きと切片の関係、書き方を説明します。下記も併せて勉強しましょう。
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直線の方程式は、
y=ax+b
です。x、yは座標の任意の点、aは直線の傾き、bは直線の切片です。下図をみてください。上式を座標に書きました。
また、座標の原点から始まる直線の方程式は
y=ax
です。下図の通り切片が無いので、原点から直線を引きます。
下図の直線の方程式を求めてください。
上図の直線の方程式は、
y=x
です。傾き=1、切片=0です。まず切片は、y軸と直線の交点の値です。原点から直線が書かれている場合、切片=0です。傾きaは
a= (y-y1)/ (x-x1)
で算定します。今回はx1=y1=0なので、
a= y/x=3/3=1
です。
下図の直線の方程式を求めましょう。
直線の方程式は、
y=3x+3
です。切片=3です。あとは傾きを計算するだけです。点の座標は(2,9)なので傾きは
a=(9-3)/2=6/2=3
です。あとは直線の方程式に傾きと切片を代入すれば完成です。
さて、切片と傾きをもう少し説明します。切片=1と切片=3の点は、座標のどの位置になりますか。下図の位置ですね。
当たり前ですが、切片の値が大きい方が、y軸の高い位置に直線を描きます。
次に傾き=1、傾き=3の直線を書いてください。
上図の通り、傾き=3の方が急な直線になりますよね。傾きの値が大きい場合、小さい場合で直線がどう違うかイメージを持ちましょう。
下記の直線の方程式を書いてください。
3x-4y+5=0
まず直線の方程式に直します。
3x-4y+5=0
-4y=-3x-5
y=3x+5
y=3x /4+5/4
です。まず、切片=5/4(=1.25)の位置にプロットします。直線の傾きは3/4です。これはx軸に4、y軸に3の傾きです。座標の切片からx=4とy=3をプロットして、二点を通るように直線が書けば完成です。下図に直線の方程式を描きました。
直線の方程式は、切片と傾きが分かれば簡単に書くことができます。
今回は直線の方程式について説明しました。意味、求め方、書き方が理解頂けたと思います。直線の方程式は、数学だけでなく物理学や構造力学でもよく使います。その性質をよく理解しましょう。傾き、切片の意味も覚えましょうね。下記も参考になります。
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