数学の原点とは？1分でわかる意味、座標原点、0との関係、使い方

数学の原点とは、数直線上や座標軸の基準になる点です。原点の位置は0点とします。なお原点の記号は「O」ですが、これは英語のOriginの頭文字で、数字の「0（ぜろ）」とは違います。今回は数学の原点の意味、座標原点、0との関係、使い方について説明します。座標、数直線の意味は、下記が参考になります。

数学の原点とは？

数学の原点とは、数直線上や座標軸の基準になる点です。下図をみてください。数直線を示しました。原点とは数直線の真ん中の0となる点です。また、原点の記号はOで示します。

原点は数学で必ず使う概念です。例えば、ｙ=axの直線の方程式を座標に描くとき、直線は必ず「原点」を通ります。

原点と直線の方程式

直線の方程式は、下記が参考になります。

また絶対値とは、原点Oから点Aまでの距離OAを意味します。原点の意味が理解できないと、絶対値も理解できないでしょう。

原点と絶対値

絶対値の意味は、下記が参考になります。

数学の原点は数直線、座標軸に使います。下図に数直線と座標軸を示しました。数直線の真ん中が原点、座標軸はｘ軸とｙ軸の交点が原点です。

座標軸の原点

数直線の原点

また、立体座標の場合、ｘ軸、ｙ軸、ｚ軸の交点が原点です。

原点の記号はO（ローマ字のオー）です。英語のOriginの頭文字をとっています。数字の「0（ぜろ）」と似ていますが、違うので注意しましょう。ただし、原点は数直線上や座標軸での0点を意味します。

今回は数学の原点について説明しました。意味が理解頂けたと思います。数学の原点は、数直線上や座標軸の0点です。基準になる点と考えてください。今後、数直線や座標の学習で必ず原点を書きます。原点の意味、記号の由来など覚えると良いでしょう。下記も勉強しましょう。