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有効数字3桁とは「1.23」、「0.123」、「123.12」のように小数点を含む数で「物理的に意味のある3桁の数」のことです。一般的な数の桁とは意味が違います。100や1000は「有効数字2桁、3桁では無い」です。また0の扱いに注意しましょう。「0.0001」のように位取りの0がいくつあっても「有効数字に含まれない」のです。0.0001の有効数字は1桁です。
今回は有効数字3桁の意味、0の扱い、100と1000の有効数字について説明します。有効数字、有効数字2桁の意味は下記が参考になります。
有効数字2桁とは?1分でわかる意味、0の扱い、2桁で答えよの意味
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有効数字3桁とは「1.23」、「0.123」、「123.12」のように小数点を含む数で、「物理的に意味のある3桁の数」です。下図をみてください。これが有効数字3桁です。
「1.23」のように「小数点の前につく1つの値」と「小数点以降の2つの値」を含めて「3つの数」がありますね。これを有効数字3桁といいます。有効数字は下記のように考えます。
123.12 ⇒ 有効数字3桁
123.1 ⇒ 有効数字2桁
123 ⇒ 有効数字1桁
有効数字の意味は下記が参考になります。
間違えやすいのですが、一般的な数の桁とは意味が違います。例えば1000は「3桁」の数ですが、「有効数字3桁」では無いです。
また0の扱いに注意しましょう。位取りの0は有効数字に含みません。よって、0.0001は有効数字1桁です。「0.100」の1に続く0は意味のある数なので有効数字に加えます。0.100の有効数字は3桁です。
工学では、小数を有効数字3桁または2桁程度で表すことが多いです。下記の数を有効数字3桁で表してください。
1.2345
35.2164
0.4652
答えは下記の通りです。有効数字3桁で答えるためには、有効数字4桁目を四捨五入しましょう。
1.2345 ⇒ 1.23
35.2164 ⇒ 35.22
0.4652 ⇒ 0.465
有効数字2桁の詳細は下記が参考になります。
有効数字2桁とは?1分でわかる意味、0の扱い、2桁で答えよの意味
100と1000の有効数字は、両方とも1桁です。有効数字の桁と、通常の数の桁は全く意味が違います。有効数字とは値として意味のある小数のことです。有効数字の詳細は下記をご覧ください。
ただし100、1000を、下記のように小数で表します。このとき100は有効数字3桁、1000は有効数字4桁です。
100 ⇒ 1.00×102 ⇒ 有効数字3桁
1000 ⇒ 1.000×103 ⇒ 有効数字4桁
今回は有効数字3桁について説明しました。有効数字3桁とは「1.23」、「0.123」、「123.12」のような数です。有効数字とは、物理的に意味のある小数です。一般的な数の桁とは意味が違うので注意しましょうね。下記も併せて勉強しましょう。
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